兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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軟調展開か
【オープニングコメント】
軟調展開か

10日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7700円−2万8100円を想定。
NYダウ平均は58ドル安の32774ドルで取引を終えた。米CPIの発表を前に米国株が下げたことで、日本株も連れ安の展開を予想する。半導体業界にネガティブなニュースが相次いでおり、ハイテク株には逆風が吹くだろう。

きのう9日の日経平均株価は5日ぶりに反落。底堅い推移だったものの、現地9日の米国株式が下落したこともあり、売りが先行するとみられる。
あす11日が山の日の祝日で飛び石連休となることや、12日が8月限株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出日となることから、手控えムードが広がりそう。

決算発表銘柄などへの個別株物色が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=135円前後(8日は134円88−90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円前後(同137円77−81銭)と、やや円安方向にある。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比140円安の2万7820円だった。


【好材料銘柄】 

■住友林業 <1911>
今期経常を一転27%増益に上方修正・最高益、配当も45円増額。

■ネクソン <3659>
上期最終が18%増益で着地・4-6月期も2.8倍増益。今後3年間で総額1000億円を上限とする自社株買いを実施する。また、発行済み株式数の4.1%にあたる3657万1300株を消却する。

■大村紙業 <3953>
4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地。また、発行済み株式数の27.07%にあたる132万2324株の自社株を消却する。消却予定日は9月20日。

■マクロミル <3978>
今期最終は18%増益、4円増配へ。

■リゾートトラスト <4681>
4-6月期(1Q)経常は72%増益で着地。

■新田ゼラチン <4977>
4-6月期(1Q)経常は2.9倍増益・上期計画を超過。

■出光興産 <5019> 
今期経常を90%上方修正。

■AIメカテック <6227>
今期経常は90%増で4期ぶり最高益更新へ。

■シライ電子工業 <6658> 
4-6月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地。

■スター精密 <7718> 
今期経常を25%上方修正。

■ヨネックス <7906> 
上期経常を一転49%増益に上方修正・最高益、通期も増額。


【主な経済指標・スケジュール】

10(水)
【国内】
7月企業物価指数(8:50)
7月都心オフィス空室率(11:00)
《決算発表》
ホンダ、SMC、ゆうちょ、富士フイルム、ブリヂストン、日本郵政、日ペイントH、第一生命、東芝、資生堂、住友不、楽天G、東急、ホトニクス、大日印、三菱HCキャ、T&DHD、かんぽ、近鉄GHD、コーセー、NXHD、大林組、マクドナルド、パーソルHD、ゼンショーHD、長谷工、日揮HD、スズケン、東建物、クラレ、浜ゴム、ショーボンド、クレセゾン、コスモエネHD、DOWA、東映、TOYOTIRE、インフロニアHD、ヤオコー、エクシオG、DeNA、東芝テック、ADEKA、カネカ、ガンホー、DIC、森永菓、セイノーHD、サッポロHD、戸田建、西鉄、アンビス、サワイGHD、PHCHD、Dガレージ、アイフル、TKC、ミライト・ワン、九州FG、福山運、ミルボン、BML、コロワイド、ワコールHD、イーレックス、東和薬品、雪印メグ

【海外】
中国7月生産者物価指数(10:30)
中国7月消費者物価指数(10:30)
米7月消費者物価指数(21:30)
米7月財政収支(8/11 3:00)
米10年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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