兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
売り買い拮抗、米長期金利上昇が重荷
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、米長期金利上昇が重荷

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数の前引けは前週末比2.74ポイント(0.35%)安い781.01だった。
前週末3日発表の1月の米雇用統計が市場予想を上回る堅調な内容となり、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ打ち止め観測が後退し、米長期金利が上昇。マザーズ指数を構成する高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の重荷となった。
 
日銀の次期総裁人事に関する報道を受け、6日の東京外国為替市場では円安・ドル高が進行した。市場では「中小型株は内需株が多く、円安基調の恩恵は少ないとの見方が優勢のようだ」との声が聞かれた。
スカイマークやビジョナルが売られた。一方、TKPや霞ヶ関Cは買われた。
値上がり銘柄数245、値下がり銘柄数233と、売り買いが拮抗した。
 
個別では、セキュア、Green Earth Instituteがストップ高。ユニフォームネクストは一時ストップ高と値を飛ばした。アドバンスト・メディア、ボードルア、メドレックス、オープンワーク、AIAIグループなど10銘柄は昨年来高値を更新。BTM、デコルテ・ホールディングス、スマサポ、モビルス、メディア総研が買われた。
 
 一方、ニフティライフスタイル、Enjin、スマサポが昨年来安値を更新。ラストワンマイル、ニューラルポケット、すららネット、スカイマーク、ホープが売られた。
 
a