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マザーズ指数は反落、売り買いが交錯
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、売り買いが交錯

東証マザーズ指数は反落した。終値は前営業日比4.88ポイント安い1030.31だった。
マザーズ指数は軟調な展開となった。日本の3連休中、米国市場では景気敏感株が買われたものの、ハイテク株は売り優勢となり、東京市場でもこうした流れを引き継いだ。売り買いが交錯し、相場にはっきりした方向感が出なかった。
指数寄与度の大きいメルカリの下げが重荷となった。PSSやイグニスが下落した。一方、アンジェスやベガコーポが上昇した。
中小型株は「物色に手詰まり感が出ている」こともあり、景気敏感株中心に買いが広がった東証1部に比べると、新興市場はさえなかった。ただ、「マザーズ、ジャスダック両市場ともに前場より後場、買いが積極化しており、個人もリスクを取る姿勢はあるようだ」という。
値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は125となった。
 
7日に東証マザーズ市場に新規上場したT&Sは上場2日目のきょう売買が成立。終値は初値(7010円)を840円(12.0%)上回る7850円だった。初値は公開価格(2800円)の2.5倍。初値後は6670円まで売られる場面があったが、その後は8120円まで買われた。
 
個別では、GMO TECHがストップ安。Kudanは一時ストップ安と急落した。イグニス、アドバンスト・メディア、シルバーエッグ・テクノロジー、global bridge HOLDINGS、松屋アールアンドディが売られた。
 
一方、リボミック、リグア、MTGがストップ高。イノベーション、NexToneは一時ストップ高と値を飛ばした。SREホールディングス、ジェネレーションパス、オークファン、カヤック、Sun Asteriskなど8銘柄は年初来高値を更新。ドラフト、シェアリングテクノロジー、フィーチャ、ベルトラ、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
 
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