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「モチ代のJQ」
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「モチ代のJQ」
 
SQ週の魔の水曜日。
よろよろとした立ち居振る舞いはそれこそ老けた鷹や虎のような様相。
しかし裏側では先物のロールも粛々と行われているのだろう。
昨日のNT倍率は一時13.57倍と2ヵ月ぶりの低水準。
もっともTOPIXを積極的に買うということではなく背景はおそらく需給。
メジャーSQ控えで「期近売り・期先買い」の買いロールが優勢。
だから「期近の日経先物に売り圧力が掛かり易い。
相対的に日経平均株価が弱含む展開」との指摘は正しいだろう。
 
JPモルガンは9日付の2020年の米株式見通しのリポートでS&P500の目標値を3400ポイント。
1株当たり利益を180ドルとした。
一方、VIX指数は平均で14.5以下との見通し。
「現在のファンダメンタルズに基づくVIXのフェアバリューは15以下だ」と指摘。
 
明るいのは世界の半導体出荷額の伸びに2〜3カ月先行する米国の半導体製造装置輸出額。
10月は1年ぶりに前年同月比でプラスに転じた。
日本からアジアへの輸出にも、底打ちの動きが出ている。
このペースが続けば、20年1⇒3月期の世界の半導体出荷額は前年同期比でプラスに転じる可能性があるという。
 
モヤモヤの中で気を吐いているのが日経ジャスダック平均。
14日続伸となった。
同指数は9月5日⇒26日までも14日続伸。
記録は数え始めると途絶えるというのもアノマリーだが・・・。
モチ代のJQというところか。
 
(櫻井)
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