マザーズ市場展望
マザーズ市場展望 |
マザーズ市場が地道な修復を続けている。東京株式市場が売り一色に染まった10月前半の相場を乗り越え、下値不安は徐々に後退しつつある。買いの勢いが出てこないことは気掛かりだが、世界的なグロース株への資金流入の流れも追い風に、騰勢を強めていく可能性があるだろう。
主力株の動向は前週から大きく変わっておらず、メルカリやJMDCが強い動きを続け、一方でプレミアアンチエイジングなどが軟調。テーマ性というよりも、決算シーズンが近づいてきたことも考慮し、業績面への期待値を重視しておきたい。リベロ、サーキュレーション 、バルニバービなどアナリスト評価の高まっている銘柄への関心も高まりそうだ。