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NYダウ256ドル高、米中協議への期待で3日続伸
【市況】NYダウ256ドル高、米中協議への期待で3日続伸
 
8日のNYダウ工業株30種平均は前日比256ドル10セント高の2万3787ドル45セントと3週ぶりの高値で終えた。
 
米中両国はこの日、北京で2日目となる次官級貿易協議を開いた。中国による対米貿易黒字の削減などが議題に上ったとみられ、協議は9日も続く見通し。トランプ米大統領はツイッターで「協議は非常にうまくいっている」と投稿した。
4日に発表された米雇用統計が好調な内容だったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が想定利上げ回数の見直しを示唆したことも、引き続き相場を支えた。
 
米中の貿易協議が進展するとの期待が強まり、航空機のボーイングやアップルなど中国売上高の大きい銘柄を中心に幅広く買われた。
ボーイングは昨年の航空機の出荷機数が過去最高となったと発表したのも好感され、3.8%上昇。ダウ平均を1銘柄で84ドルあまり押し上げた。アップルはティム・クック最高経営責任者(CEO)が米CNBCテレビで、米中協議について「非常に楽観している」と述べた。中国事業の減速への警戒感がやや薄れ、買い直された。
 
メキシコ国境の壁建設を巡る与野党の対立で米政府機関の一部閉鎖が続いている。トランプ氏は8日夜に予定する演説で同問題に触れるとみられている。市場では演説内容を見極めたいとのムードもあったが、貿易摩擦の激化への懸念後退に着目した買いが勝った。
 
ナスダック総合株価指数は同73.527ポイント高の6896.998で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力株が軒並み上昇し、指数を押し上げた。韓国のサムスン電子の低調な四半期決算の発表を受けてマイクロン・テクノロジーなど半導体関連株は総じて下げた。
 
セクター別では、運輸や電気通信サービスが上昇する一方で半導体・半導体製造装置や銀行が下落した。
 
個別では、鉄道のユニオンパシフィック(UNP)は、同業のカナディアン・ナショナル鉄道の元最高執行責任者(COO)であったジム・ベナ氏を新たなCOOに任命し大幅上昇。栄養ドリンクメーカーのモンスター・ビバレッジ(MNST)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け上昇した。携帯端末のアップル(AAPL)は、クックCEOがメディアのインタビューに応じ、アップルのエコシステムが過小評価されているとの考えや、米中貿易交渉に楽観的な見方を示し堅調推移となった。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
23,787.45+256.10
S&P500種
2,574.41+24.72
ナスダック
6,896.998+73.527
NY金(ドル/トロイオンス)
1,289.90+4.10   
NY原油(ドル/バレル)
49.77+1.25
円・ドル
108.74 - 108.75−0.22


 

【シカゴ日本株先物概況】


シカゴ日経平均先物は3営業日続伸した。
3月物は前日比125円高の2万0295円で引け、8日の大取終値を75円上回った。
米中貿易協議の進展期待から投資家心理が上向き、米株とともに日経平均先物も買われた。円安進行も支援材料になった。
この日の3月物高値は2万0395円、安値は2万0080円。


シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
20295 ( +75 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
20330 ( +110 )
( )は大阪取引所終値比



【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6861.60(+50.72)
FTSE100種総合株価指数は、米中の貿易摩擦をめぐる懸念の後退などを背景に反発した。前日の終値に比べ50.72ポイント高の6861.60で引けた。構成銘柄の約8割が上昇した。
午前に買い圧力が強まった後、午後は高値圏で小動きとなった。金融株が軒並み買われ、株価指数の上昇に貢献した。
 
個別銘柄では、たばこ株の値上がりも目立った。航空機エンジンのロールス・ロイスは約5%上がった。英重大不正捜査局(SFO)が同社に関連した数人に対する贈収疑惑の調査を取り下げたことが好感された。小売業者による堅調な売上高の発表が続いたことから、マークス・アンド・スペンサー(M&S)とネクストも大幅高となった。
 
半面、製薬会社ヒクマ・ファーマシューティカルズは5.2%安、通信のBTグループは3%近く下落した。英国の欧州連合(EU)離脱後に、数百万ポンド相当のEUとの契約を失う可能性があると報じられたことが響いた。WMモリソン・スーパーマーケッツはクリスマスシーズンの売上高が市場予想を下回ったことが嫌気され、大幅安となった。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10803.98(+56.17)
ドイツ株式指数(DAX)は反発した。終値は前日と比べて56.17ポイント高の10803.98だった。米中の貿易交渉が前進するとの期待から、欧州各国の株式相場はそろって上昇した。
個別では、医薬・農薬大手のバイエルとアディダス、自動車のフォルクスワーゲンの値上がりが目立った。
一方、通信のドイツテレコムと医療機器のフレゼニウスは売られた。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4773.27(+54.10)
フランスの株価指数CAC40の終値が前日に比べて1%以上、上がった。
 
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