上値の重い展開か
上値の重い展開か |
あす8日の日経平均株価は、上値の重い展開か。
主要なETF(上場投資信託)の分配金支払い基準(決算日)は8日と10日に集中しており、いよいよ分配金ねん出ための換金売りが懸念される。各指数構成銘柄の1年間の配当金を一度に現金化することになるため、短期的な需給悪化要因として意識される。
ただ、「一過性の話であり、押し目を狙って買いが入る可能性がある」との声も聞かれた。
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
23858.53 ボリンジャー:+2σ(13週)
23548.63 ボリンジャー:+3σ(25日)
23268.78 ボリンジャー:+1σ(26週)
23195.46 ボリンジャー:+2σ(25日)
22863.73 新値三本足陽転値
22842.28 ボリンジャー:+1σ(25日)
22767.34 均衡表雲上限(週足)
22614.69 ★日経平均株価7日終値
22557.82 ボリンジャー:+1σ(13週)
22489.11 25日移動平均線
22365.24 6日移動平均線
22357.84 均衡表基準線(日足)
22355.94 均衡表転換線(日足)
22135.94 ボリンジャー:-1σ(25日)
22113.36 均衡表雲下限(週足)
21896.03 200日移動平均線
21782.77 ボリンジャー:-2σ(25日)
21509.37 均衡表転換線(週足)
21429.60 ボリンジャー:-3σ(25日)
21257.11 13週移動平均線
21188.58 26週移動平均線
20999.21 均衡表雲上限(日足)
20581.76 75日移動平均線
20237.07 均衡表基準線(週足)
5日線やその上を走る25日線上で推移したが、ローソク足は寄り引けほぼ同値で上下にヒゲを出す「星」状で引け、投資家の気迷いを窺わせた。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では中心線と+1σで形成するレンジ内に収まり、本日も明確な上昇トレンド発生には至っていない。
一目均衡表では転換線がわずかに上向いて基準線の1.91円下に迫ったが、基準線は横ばいを続け、目先のもみ合い継続を示唆している。明日終値が本日比1.13円安を超えて下落すれば遅行線が弱気シグナル発生を開始する点に留意したい。