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日経ジャスダック平均は反落、投資家心理は冷え込む
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、投資家心理は冷え込む
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比2円70銭安い3602円51銭だった。新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた、欧米市場の不安定化を警戒する雰囲気が強まった。為替相場が円高方向に振れたこともリスクオフを意識させる形となり、投資家心理は冷え込んだ。
「新興企業市場は米国のハイテク株との連動性が高く、外部環境面の影響を受けやすい」という。加えて「新規公開銘柄のパフォーマンスも芳しいとは言えなくなった」との指摘もあり、新興企業市場の地合いは悪化しつつある状況だ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で512億円。売買高は9643万株と7日以来およそ3週ぶりに1億株を下回った。値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は383となった。
 
個別では不二硝子が一時ストップ安と急落した。アースインフィニティは年初来安値を更新。両毛システムズ、プラコー、イメージ ワン、川重冷熱工業、太洋物産が売られた。
 
一方、医学生物学研究所、不二ラテックス、大塚家具がストップ高。ディーエムソリューションズ、アストマックスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、LAホールディングス、シーズメン、東映アニメーション、東洋合成工業など10銘柄は年初来高値を更新。小田原エンジニアリング、アミタホールディングス、ユーラシア旅行社、サン電子、ニチリョクが買われた。
 
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