3日続伸、2万3000円台回復
【市況】東京株式(寄り付き)=3日続伸、2万3000円台回復
|
13日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比279円40銭高の2万3123円36銭。日経平均は寄り付きで2万3000円台を回復した。
トランプ米大統領はバイオ製薬のモデルナと1億本のワクチン購入の契約を交わしたと発表した。ワクチンの普及による経済活動の正常化への期待感から日本株は買いが先行している。
前日のNYダウなど主要3指数がいずれも高く、S&P500指数は取引時間中に過去最高値を上回るなど幅広い銘柄にリスクを取る動きが加速した。
外国為替市場で円安が進行していることもポジティブ材料となり、東京株式市場も一段とリスクオンの流れが強まっている。
また、ここバリュー株への買いが目立っていたが、米株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も最高値更新となっており、東京株式市場でも調整局面にあった半導体セクターが全体指数押し上げに寄与しそうだ。
個別では、トヨタ、東エレク、安川電が高く、ファナック、ファーストリテ、ソフトバンクGも上昇している。
半面、昭和電工、花王、資生堂が軟調となっている。