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値下がり優勢、主力銘柄を中心に売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、主力銘柄を中心に売り

 
東証グロース市場では、グロースCore、マザーズ指数はともに反落。東証マザーズ指数の終値は前日比15.70ポイント(2.39%)安い640.67だった。値上がり銘柄数81、値下がり銘柄数373と、値下がりが優勢だった。
前日の米株式市場でナスダック総合株価指数をはじめ主要株価指数が大幅安となった流れを引き継ぎ、新興企業向け市場でも時価総額の大きい主力銘柄を中心に売られた。
パンデミック時には好調だった小売り企業の決算が予想外に大幅悪化したため投資家心理が悪化。高インフレや景気後退入り懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。
 
「米長期金利の先行きが依然読めず、東証グロース市場の高PER(株価収益率)銘柄を積極的に買おうとする投資家は少ない」とみていた。
メルカリやビジョナル、フリーが下落した。一方、ジーエヌアイやオキサイドは上昇した。
 
個別では、ペルセウスプロテオミクス、東京通信がストップ高。イメージ情報開発は一時ストップ高と値を飛ばした。サンワカンパニー、イントランスは年初来高値を更新。Sharing Innovations、モイ、サイバー・バズ、エクストリーム、ストレージ王が買われた。
 
一方、トランスジェニック、リネットジャパングループ、ネットイヤーグループ、アドバンスト・メディア、アルファクス・フード・システムなど45銘柄が年初来安値を更新。プロジェクトカンパニー、Waqoo、シリコンスタジオ、モブキャストホールディングス、HENNGEが売られた。
 
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