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NYダウ続伸98ドル高、米中貿易協議での歩み寄りに期待
【市況】NYダウ続伸98ドル高、米中貿易協議での歩み寄りに期待

7日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比98ドル19セント高の2万3531ドル35セントで終えた。
 
前週末4日にダウは750ドル近く急伸したため、7日は取引序盤に利益の確定売りが出て、130ドル超下げる場面もあった。ただ、その売りが一巡するとダウはジリジリと上昇。上げ幅は一時250ドルを超えた。
米中貿易戦争の激化が昨年末からの株価急落の一因となっていただけに、投資家は7日から北京で始まった米中両国政府による次官級の貿易協議の進展に期待。ロス米商務長官は7日の米CNBCテレビのインタビューで「両国が受け入れ可能な合理的な合意を得られる可能性は大きい」と楽観的な見通しを示した。
 
また、サウジアラビアの輸出削減観測で米原油先物相場が6日続けて上昇した。業績悪化への警戒がやや後退し、シェブロンなど石油株が上げたこともダウ平均を押し上げた。
 
主力のハイテク株を巡りアナリストから強気のコメントが相次いだことも米株の買い安心感につながった。マイクロン・テクノロジーの投資判断と目標株価の引き上げを受け、半導体株全般に買いが波及。米家電・技術見本市で新たなGPU(画像処理用半導体)を発表したエヌビディアも急伸した。アマゾン・ドット・コムが3.4%高や動画配信のネットフリックスは、6.0%高と上げも目立った。
 
セクター別では、小売や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや公益事業が下落した。
 
ナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比84.614ポイント高の6823.471で終えた。
 
個別では、玩具メーカーのマテル(MAT)は、韓国のアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」とフィギュア制作で提携を結び、上昇した。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は、アクティビスト(物言う株主)のスターボード・バリューが株式を取得し堅調推移。複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントと航空機リース部門の売却で交渉中であることが報じられ上昇した。
 
一方で、多数の行方不明者・死亡者を出したカリフォルニア州の山火事で、巨額の賠償負担が懸念される公益事業のPG&E(PCG)は、破産申請を検討していることが報じられ大幅下落となった。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
23,531.35+98.19
S&P500種
2,549.69+17.75
ナスダック
6,823.471+84.614
NY金(ドル/トロイオンス)
1,285.80−9.00   
NY原油(ドル/バレル)
48.77+0.81
円・ドル
108.70 - 108.71+0.52


 

【シカゴ日本株先物概況】

 
シカゴ日経平均先物は小幅続伸した。
3月物は前週末比80円高の2万0170円で引け、前夜の大取終値を100円上回った。
7日に北京で始まった米中貿易協議の進展期待や、米利上げ停止への思惑から米株とともに買われた。
 
この日の3月物高値は2万0295円、安値は1万9950円だった。

 
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
20170 ( +100 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
20205 ( +135 )
 
( )は大阪取引所終値比



【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 6810.88(-26.54)
FTSE100種総合株価指数は反落した。前週末の終値に比べ26.54ポイント安の6810.88で引けた。
外国為替市場のポンド高が圧迫材料となった。ただ、アジアの株価が軒並み上昇するなど、リスク資産に対する買い安心感が広まる中、下落幅は限定的なものにとどまった。
指数構成銘柄全体のうち、下落は4割強にとどまった。たばこ株などが下げを主導した。
 
個別では、インペリアル・ブランズなどたばこ株が大幅に下落した。医薬品株も売られた。時価総額の大きい銀行のHSBCホールディングスはアナリストが投資判断を引き下げたことから大幅安となり、株価指数の下落に影響した。アナリストが投資判断と株価目標をともに引き下げたガス供給・販売のセントリカの下げも大きくなった。
 
半面、フレスニージョなど鉱業株は上がった。総合ヘルスケアのNMCヘルスは7%超の上昇と目立った。スーパーマーケット株も軒並み高くなった。独アルディの英国部門が2018年12月の売上高が約10%増加したと発表したことが買いにつながった。
非鉄相場の上昇を受けて産銅大手アントファガスタも3.0%高でしっかり。流通大手マークス&スペンサーは、3.0%高、同テスコは2.6%などの小売株も買われた。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 10747.81(-19.88)
ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前週末と比べて19.88ポイント安の10747.81だった。上がって始まったものの、欧州景気の先行きや長期化する米政府機関の一部閉鎖問題が懸念され、下落に転じた。
重電のシーメンスの値下がりが目立った。欧州連合(EU)の独禁法当局は7日、同社と仏アルストムのそれぞれの鉄道事業の統合について、2月18日までに承認するかどうかを決定すると発表した。
 
仏紙が4日に承認されない可能性を報じたことから、シーメンスが売られた。医薬・農薬大手のバイエルとミュンヘン再保険の下げも大きくなった。
 
一方、先週の欧州各国市場で大幅に下落した半導体株がこの日買い戻され、ドイツではインフィニオンテクノロジーズが大幅高となった。オンライン決済サービスのワイヤーカードも上昇した。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 4719.17(-17.95)
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