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197円高 上げ幅拡大、中国株の反発で安心感
【市況】東京株式(後場寄り付き)=197円高 上げ幅拡大、中国株の反発で安心感
【後場寄り付き概況】

15日後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比197円05銭高の2万0556円75銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、13.03ポイント高の1542.76で始まった。

中国株の反発が安心感につながり、割安感を意識した買いが広がった。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上げ幅を拡大している。
 
外国為替市場では、1ドル=108円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて高い。
 
個別では、オリンパスが急騰し、東エレク、ファナックは高い。日立は大幅高。ソニー、コマツ、村田製、トヨタが買われ、ブリヂストンは続伸。任天堂が急伸し、資生堂、KDDI、三菱UFJ、東京海上は堅調となっている。
 
半面、日本電産が売られ、スズキは軟調。ファーストリテソフトバンクG、NTT、武田、JR東海が値を下げ、関西電は大幅安となっている。
 
連休明けの日経平均は先物主導で上昇する展開となった。世界経済の減速懸念が強まっていた輸出関連株は円安につれて買い戻しが入っているようだ。
 
ただ、中国貿易統計など軟調な経済指標が相次いでいるとあって、積極的な上値追いは手掛けづらいところだろう。米国では12月小売売上高(16日)などといった経済指標の発表が控え、金融大手を中心に決算発表も続くことから、企業業績の下振れリスクが意識されているもよう。
また、本日は英議会で欧州連合(EU)離脱協定案の採決実施という重要イベントも予定され、後場の東京市場では様子見ムードが広がる可能性がある。

 
 

 
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