兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
寄り付きから年初来高値更新、米株最高値、円安などを受け買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=寄り付きから年初来高値更新、米株最高値、円安などを受け買い先行
【寄り付き概況】

19日午前の日経平均株価は、前営業日比86円99銭高の2万1450円04銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.68ポイント高の1730.32で始まった。
 
日経平均は寄り付きから年初来高値を更新し、13連騰となっている。
終値でも13日続伸となれば、1988年2月の13連騰に並び、1949年の東証再開後の連騰記録2位に並ぶ。1位は14連騰(1960年12月21日から61年1月11日)になる。
 
18日のNYダウの終値が初の2万3000ドル台に乗せ、投資家が運用リスクをとる動きにつながった。
外国為替市場では1ドル=113円台に入るなど円安方向に振れていることも輸出株中心に追い風材料だ。ただ、足もとは高値警戒感からの利益確定売りも想定され、上げ幅は限定的となる可能性もある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種前後が高く、値上がり上位に証券、保険、銀行、不動産、その他金融など。
 
個別では、日産自、ホンダ、マツダ、ソフトバンクG、ファナック、ファーストリテの値がさ株が買われている。任天堂が反発し、三井住友、三菱UFJは堅調。ソニー、ティアック、日立が買われ、信越化、SUMCOは強含み。野村、武田、JTはしっかり。
 
東芝機 や渋谷工も買いが売りを大幅に上回る注文が入っており、買い気配を切り上げてストップ高まで買い進まれる可能性がある。
そのほか、タカラトミーや不二精機、Hameeも買い気配を切り上げている。
 
半面、三菱ケミHDが値を下げ、enishは続落。ダイフク、双信電機が売られ、豊和工業はさえない。京都友禅は0.9億円とトップの売り注文(買いは0.5億円)を集めて特別売り気配を切り下げている。

中小型株においても、好業績銘柄やリチウムイオン電池関連などのテーマ物色は根強く、こちらはマザーズ先物の下支え役となりやすいだろう。
 
また、主力大型株の上値の重さが意識されるか、前日に売られた直近IPO銘柄などの動向次第では、直近下げていたマザーズ先物が25日線水準をサポートとして反発基調となる展開も期待される
 
外資系等はCAP(3965)、ビックカメラ(3048)、ベルク(9974)、Hamee(3134)、澁谷工(6340)、タカラトミー(7867)、東芝機械(6104)、アマダ(6113)、いすゞ(7201)、日野(7305)、荏原(6361)に注目。
 
225先物はSBI・GS・モルスタ・ソジェン・大和・野村が買い越し。
メリル・JP・アムロ・クレディ・バークレイズ・日興が売り越し。
TOPIX先物はメリル・アムロ・クレディ・野村・GSが買い越し。
JP・大和・シティ・みずほが売り越し。
 
テクニカル的には、ホクト(1379)、すかい(3197)、SI(3826)、コムチュア(3844)、カネカ(4118)、大日住薬(4506)、小野薬〈4528)、参天(4536)、CAC(4725)、JXTG(5020)、北川鉄(6317)、ヤーマン(6630)、双信電(6938)、さが美(8201)、H2O(8242)、ジャフコ(8595)、JR東(9020)、日石輸(9074〉、住友倉(9303)、HIS(9603)が動兆。
a