日経ジャスダック平均は3日続落、売りが優勢
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、売りが優勢
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日経ジャスダック平均株価は小幅に3日続落した。前引けは前日比6円06銭安い2946円73銭となった。
新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から前日の米国株が値下がりした流れを引き継ぎ、売りが優勢になった。
東京都で新型コロナウイルスの31日の新規感染者が78人と過去最多となり、感染拡大による経済停滞への懸念がくすぶっている。日経平均株価が軟調に推移するなかで、日経ジャスダック平均も下落した。出前館、中京医薬や重松製は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で216億円、売買高は5466万株。値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は337となった。
個別では、久世、トシン・グループ、エスエルディー、メディカル一光グループ、フジコーなど21銘柄が年初来安値を更新。倉元製作所、日本フォームサービス、重松製作所、中京医薬品、総合商研が売られた。
一方、シーズメン、アイビー化粧品がストップ高。大井電気は一時ストップ高と値を飛ばした。ナカボーテック、出前館は年初来高値を更新。ベクター、イメージ ワン、チエル、ネクスグループ、fonfunが買われた。