兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
前場終値比で若干強含み
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で若干強含み
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比462円80銭高の2万1204円45銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、24.80ポイント高の1527.00で始まった。
日経平均株価はこの日の高値付近でもみ合っている。東証株価指数(TOPIX)も堅調。
中国の上海総合指数などアジアの主要株価指数が総じて上昇、東京市場も堅調さを保っている。外国為替市場では、1ドル=107円80銭台の推移。
 
ソフトバンクGが買われ、ファーストリテは大幅高。JAL、ANAが値を飛ばし、JR西日本は大幅続伸。リクルートHD、武田、OLCは値を上げている。ヤマトHDは連日の年初来高値。三菱UFJ、三井住友、トヨタ、レーザーテック、東エレクも上昇している。
 
半面、ソニーが小安く、富士通は弱含み。シマノが値を下げ、任天堂は小幅続落。味の素、楽天は売られている。
 

前場の東証1部売買代金は1兆1000億円ほどとさほど膨らんでいないが、前日がメモリアルデーの祝日だったため英米投資家が不在という事情もあるだろう。大型株に関心が向かいがちではあるが、アンジェスが賑わっていることでマザーズ指数も続伸している。
 
アジア株式市場も香港ハンセン指数が本稿執筆時点で2%近く上昇するなど総じて堅調。時間外取引のNYダウ先物は米バイオ企業が新型コロナワクチンのヒト治験を始めたと発表したことでやはり上昇しており、後場の日経平均も堅調推移が見込まれる。
 
今後は経済活動の再開が順調に進むか、新型コロナの感染第2派を阻止できるか、ワクチン開発が進むかといった実態面を見極める局面に入る可能性もある。かねて指摘しているとおり、日経平均は株価純資産倍率(PBR)1倍を上回り、指標面では経済回復を見越した水準となっている。
 
a