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反発スタート、堅調な米株式相場受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、堅調な米株式相場受け
【寄り付き概況】

 
 
12日午前の日経平均株価は、前営業日比432円41銭高の2万8251円74銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、20.65ポイント高の1954.30で始まった。
 
 
11日の東京株式市場は山の日で休場だった。この間、10日と11日の2日間でNYダウは合計560ドル程度上昇しており、これを受け日経平均株価は大幅高で始まり、2万8000円台を回復した。特に、10日に発表された米7月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことからインフレ懸念が後退したことが好感された。
ただ、11日の米長期債利回りは上昇しナスダック指数は下落したこともあり、上値では利益確定売りも警戒されている。
 
10日には第2次岸田改造内閣が発足した。内閣支持率は改造後に上がるケースが多いが、今回は振るわない。日本経済新聞社とテレビ東京が内閣改造などを受けて実施した世論調査で、内閣支持率は7月の前回調査(58%)から1ポイント低下の57%だった。現時点で相場への影響は限られるが、「支持率低迷が続くようであれば、先行きの相場の上値を抑える材料になりうる」との声もある。

株価指数オプションとミニ日経平均先物8月物の特別清算指数(SQ)算出に絡む現物株売買もあった。QUICK試算でのSQ値は2万8525円62銭だった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、31業種が高く、値上がりは精密、電気機器、石油、その他金融、機械、建設など。
 
 
個別では、中国のアリババ集団の株式を一部手放すと発表したソフトバンクグループ(SBG)が高い。ニコンやエプソン、ファナックも高い。
半面、資生堂が大幅安。富士フイルムやディーエヌエも売られている。
 
 
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