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マザーズ指数は4日ぶり反発、買い戻し
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日ぶり反発、買い戻し
東証マザーズ指数は前週末比21.16ポイント高の614.79ポイントと4日ぶり反発。
様子見ムードから物色が手控えられるとの見方も多かった中、「安倍晋三首相が近く緊急事態宣言を出す意向を固めた」と伝わったことをきっかけに目先の不透明感が払しょくされる格好となり、日経平均と同様にマザーズ指数も上げ幅を拡大。後場も強い値動きは継続した。

欧米の新型コロナウイルス感染者の増加ペースが少し鈍ったことなどが不安感を和らげ、買い戻しが入った。メドレー、MRTなどのオンライン医療関連銘柄は大幅上昇。メルカリ、ジーエヌアイも買われた。半面、アンジェスは下落した。
引き続き、マスク製造企業やワクチン開発に参加する企業など、新型コロナ関連と位置付けられている銘柄が売買代金ランキングの上位に並んだ。前週末に売られた遠隔医療関連銘柄に買いが入る一方、前週にぎわったUUUMが売りを浴びるなど、「新興企業市場は資金の出入りが激しい銘柄が多かった」。
売買代金は概算で680.77億円。騰落数は、値上がり259銘柄、値下がり57銘柄、変わらず7銘柄となった。
 
きょうマザーズに新規上場した松屋R&Dは9時15分に公募・売り出し価格(公開価格、910円)を72円(7.9%)下回る838円の初値を付けた。その後は見切り売りなどに押され、811円と公開価格を10.8%下回る水準で初日の取引を終えた。
 
個別では、農業総合研究所、ソフトマックス、MRTがストップ高。ケアネット、トライステージ、メドレー、HANATOUR JAPANは一時ストップ高と値を飛ばした。Jストリーム、NexToneは年初来高値を更新。NATTY SWANKY、ユナイトアンドグロウ、Link-U、AHCグループ、ジャパンインベストメントアドバイザーが買われた。
 
一方、アドウェイズ、ツクルバ、ジェイグループホールディングス、海帆、夢展望など45銘柄が年初来安値を更新。メドレックス、UUUM、コンヴァノ、フルッタフルッタ、ソーシャルワイヤーが売られた。
 
 
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