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「新月そして荒れるSQ週の水曜日」
「新月そして荒れるSQ週の水曜日」
 
「新月そして荒れるSQ週の水曜日」
 
NY株式市場は続伸。
トランプ大統領の一般教書演説を控えてはいるものの「好調な企業決算を背景に楽観ムード拡大」との解釈。
トランプ大統領一般教書演説については「市場にとって壁が建設されるかどうかはどうでもいい。
気にかけているのは、政府機関閉鎖によって信頼感やGDPがマイナスの影響を受けないかどうかだ」との見方。
前日引け後に決算を発表したアルファベット(グーグル)は下落から上昇に転じた。
中国での成長を背景に決算が市場予想を上回った化粧品大手エスティローダーが11.6%高。
ラルフ・ローレンは売上高と利益が市場予想を上回り8.4%上昇。
超音速ビジネスジェット機開発のアエリオンに多額の投資を行うと発表したボーイングは3.3%上昇。
VIX(恐怖)指数は15.57と4ヶ月ぶりの水準に低下。
ISM非製造業総合指数は56.7と前月の58.0から低下。
昨年7月以来半年ぶりの低水準となり市場予想の57.2を下回った。
「政府機関の一部閉鎖や関税が影響した」との見方だ。
低下は2カ月連続。
「判断の分かれ目となる50を大幅に上回っており、景気は底堅く推移している」という解釈だ。
「新規輸出受注の落ち込みがさらに急激だった。
財政刺激策の押し上げ効果が一段と薄れている。
FRBによる昨年の利上げの影響が経済活動に波及している」という声もある。
10年国債利回りは2.70%台と低下。
ドル円は110円近辺での推移。
ユーロやポンドは軟調だが、英国FTは6日続伸。
 
 
それこそ「何だかなあ」の展開。
日経平均は寄り直後に100円近く上昇したものの2分で限界。
その後はファーストリテが下落幅を拡大して撃沈。
10時過ぎにはマイナスに転じ結局4日ぶりの反落。
「今年初の4日続伸期待」なんて記録を数えるとダメになるという典型だった。
マザーズ市場では5日ぶりにサンバイオが寄り付いたのが多少は救いだった。
29日の上場来最高値11860円。
4日間での下落率は79.8%。
「半値八掛け2割引(=68%)」を超えた。
「アキュセラの時は下落率87%だったからまだマシ」という見方もないではない。
値ごろ感からの短期売買益狙いで商いは膨らみ売買高は5356万株。
売買代金は1373億円と空前の大商いとなった。
このサンバイオ効果から東証1部の売買代金は2兆1054億円とようやく2兆円台の乗せた格好。
「大商いで需給悪が解消されたわけではないが、これだけの商いを呼び込めるのは凄まじいこと。
市場にとっても別な意味での活力源になるかも知れない」との声もある。
TOPIXは続伸。
日経平均225銘柄のうち上昇が133銘柄だから実質はプラス感覚。
値上がり1325銘柄。値下がり730銘柄。
新高値14銘柄は前日と一緒。
新安値4銘柄は前日の12銘柄から減少した。
騰落レシオは133.06まで上昇。
ドル円が一時110円台を回復したことは好感された。
NT倍率は13.17倍。
25日線(20427円)からは2.0%のプラスかい離。
200日線(22136円)からは5.8%のマイナスかい離。
5日線は20769円まで上昇してきた。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.850%。
買い方▲12.695%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.306%。
買い方▲20.117%。
空売り比率は43.3%で40日連続の40%超。
2月1日時点の信用買残は93億円減の2兆4539億円。
同信用売残は123億円増の7732億円。
日経HVは11.5、日経VIは16.55と低下。
日経平均採用銘柄のPERは12.04倍。EPSは1731円。PBRは1.11倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比95円高の20925円。
高値20960円、安値20800円。
まずは終値ベースでの13週線(20915円)奪還が課題。
その先は24ヶ月線21427円だ。
一目均衡の雲の下限は20701円で今日は雲突入。
上限は21084円。
明日は上限が20954円まで下がるので雲の上に出る可能性は高い。
ボリンジャーのプラス1σの20809円はサポート。
プラス2σの21191円が限界だろうか。
トランプ大統領の一般教書演説は日本時間午前11時から開始予定。
ポジティブに荒れるSQ週の水曜日に期待だ。
気学では「戻り売り方針の日。逆に高いと翌日安し」。
木曜は「初め高いと後安し」。
金曜は「前場安いと後場戻す日。突っ込み買い良し」。
「昨日は新月。少し変化があっても」と市場関係者。
 
昨日から日経朝刊に掲載され始めた「4〜12月期決算集計状況」。
4日時点で通過したのは全体の38.7%。
第3四半期売上高は△4.4%、同経常利益は▲2.1%、同純利益は▲4.9%。
通期見通しで売上高は△3.4%、同経常利益は▲1.0%、同純利益は▲2.1%。
一転して減益見通しとなった。
ただ、5日時点では全体の44.9%が通過。
第3四半期売上高は△9.3%、同経常利益は▲1.2%、同純利益は▲3.7%。
通期見通しで売上高は△7.1%、同経常利益は▲0.1%、同純利益は▲0.7%。
今後の展開によっては増益維持の可能性もある。
新聞では記事が重要視されるが、もっと大切なのはこういう裸の数字。
記者の解釈を交えずに冷静に分析することで見えない敵や訳のわからない恐怖からは解放されることが多い。
無味無臭あるいは無味乾燥の数字データから明日を読むという動作こそ一番大事だと思う。
 
因みに時系列で追ってみると・・・。
昨年5月の前3月期決算時点。
2018年3月期売上高は△8.0%、同経常利益は△17.0%、同純利益は△34.7%。
2019年通期見通しで売上高は△2.7%、同経常利益は△1.0%、同純利益は▲2.1%。
昨年8月の「4〜6月期決算集計上昇」時点。
第1四半期売上高は△7.9%、同経常利益は△16.5%、同純利益は△27.9%。
2019年通期見通しで売上高は△3.1%、同経常利益は△2.1%、同純利益は▲0.3%。
昨年11月の「4〜9月期決算集計上昇」時点。
第1四半期売上高は△7.5%、同経常利益は△12.3%、同純利益は△19.5%。
2019年通期見通しで売上高は△3.7%、同経常利益は△6.8%、同純利益は△1.6%。
 
昨日の日経朝刊では「GDP2期ぶりにプラス」の見出し。
民間予想期間13社の平均で実質GDPは前期比0.4%増。
年率換算で1.5%増の見通しだ。
理由は7〜9月期のGDPを押し下げた自然災害の影響が低下したこと。
個人消費は0.6%増。
設備投資は2.2%増の見通し。
もっとも18年度の成長率は0.6%増、19年度は0.7%増。
1%は下回る見通し。
しかし様々なテクニカル的要素があるとはいえ「2期ぶりプラス」は悪くない。
GDP速報値発表予定は2月14日(木)。
バレンタインデーの株高の特異日でもある。
その前には8日(金)が鬼宿日。
この日は3連休前のSQだ。
 
今年になってから5日までの曜日別勝敗。
月曜:3勝1敗
火曜:3勝2敗
水曜:1勝3敗(3連敗)
木曜:1勝3敗
金曜:4勝1敗(直近4連勝)
水曜・木曜が圧倒的に悪い。
月金と週末週初が頑張っている印象だ。
一方で日足の罫線で見てみると・・・。
月曜:陽線2回陰線2回
火曜:陽線2回陰線3回
水曜:陽線2回陰線2回
木曜:陽線1回陰線3回
金曜:陽線3回陰線2回
こちらは大した差がない。
しかも陽線10回、陰線12回。
 
NYダウは172ドル高の25411ドルと3日続伸。
NASDAQは54ポイント高の7402ポイントと続伸。
S&P500は12ポイント高の2737ポイントと5日続伸。
ダウ輸送株指数は42ポイント高の10250ポイント。
SOX指数は0.48%上昇。
VIX指数は15.56に低下。
3市場の売買高は69.7億株。
CME円建ては大証日中比95円高の20925円。
ドル建ては大証比100ポイント高の20930ポイント。
ドル円は109.96円。
10年国債利回りは2.703%。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
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LTSに注目する。
同社はビジネスプロセス可視化・改善・実行支援などが中核。
ITビジネスマッチング「アサインナビ」も拡大。
データ分析やRPA(ロボットによる業務自動化)導入などのデジタル活用サービスが急速に伸長。
業績は好調。
株価は静かな上昇を継続している。

(兜町カタリスト櫻井)

 
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