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日経ジャスダック平均は続落、売りが波及
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、売りが波及
 

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比49円43銭安い3912円69銭だった。売り優勢の一日となった。米株安を受け個人投資家心理が悪化するなか、本日の日経ジャスダック平均は大幅に続落してスタート。反発する兆しも見られずに終日マイナス圏での推移となった。東証1部では景気循環株からハイテク・グロース(成長)株まで全てが大きく売り込まれ、大型株主導で値を崩すなか新興市場にも売りが波及したようだ。
ただ、マザーズ指数と日経ジャスダックともに、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に比べて下げ幅が小さかった。
東証1部の半導体関連株が大きく売られている中でもシキノハイテックやアテクトなどジャスダックの関連株には物色が向かっていた。特段の好材料が観測されていない中でも強い動きが見られたことで、投資家の物色意欲は部分的ではあるが確認された。他ではセリアやテセックは上昇した。半面、シンバイオやマクドナルドが下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で535億円、売買高は1億172万株だった。値上がり銘柄数は94、値下がり銘柄数は549となった。
 
個別では、田中建設工業、マサル、Shinwa Wise Holdings、YKT、プロパストなど41銘柄が年初来安値を更新。五洋インテックス、フォーバル・リアルストレート、サンオータス、日本エマージェンシーアシスタンス、エヌ・シー・エヌが売られた。
 
 一方、アイビー化粧品、田中精密工業、MICS化学、太洋物産が一時ストップ高と値を飛ばした。石垣食品、Mipox、和井田製作所、シキノハイテック、ナカニシなど9銘柄は年初来高値を更新。アテクト、三協フロンテア、佐藤渡辺、GFA、ズームが買われた。
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