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米ドル円は107円台後半付近では上値重い推移
【為替】米ドル円は107円台後半付近では上値重い推移
[概況]

 
2日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.580円まで上昇するも、その後は買いが続かず伸び悩む展開となっている。欧米諸国で急速に新型コロナウイルスの感染が広がるなか米ドル円は107円台後半付近では上値が重い。
 
また、この後発表が予定されている米新規失業保険申請件数(予想:350万件 前回:328.3万件)など米経済指標の結果に対する警戒感もあるようだ。同指標は先週300万件超の結果となり過去最多を記録した。
 
市場の予想では新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響などを背景に先週の最多記録を更新する予想となっていることから注意が必要だろう。現在、欧州時間に入り米ドル円は107.260円付近で推移。
 
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線と20日移動平均線がデッドクロスを形成しており、地合いは悪化傾向にあるようだ。そのため、引き続き5日移動平均線(107.560)付近がレジスタンスとして意識される可能性も考えられそうだ。


[提供:カネツFX証券株式会社]
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