兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「需給はすべてに優先する」
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水曜のNY株式は小動きでマチマチの展開。
マイクロソフトが一時2.8%上昇。
142.37ドルと過去最高値を更新。
時価総額は1兆0900億ドルと米上場企業として最大。
一方アップルは0.8%安。
S&P500は史上最高値まであと1%に迫っている。
FRBは前日のFOMCで0.25%の利下げを決定。
追加緩和の可能性に含みを残した。
10月の0.25%利下げの確率はほぼ五分五分だ。
国債利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは1.787%。
2年国債利回りは1.743%。
ニューヨーク連銀はレポ取引を通じた資金供給を継続して実施。
750億ドルを市場に供給した。
スイス、英国、日本の中銀が政策維持を決定。
一方、ノルウェー中銀は利上げを決定。
ドル円は108円水準。
イランのザリフ外相は米国やサウジアラビアがイランに軍事攻撃を仕掛けるならイランは全面戦争で応じるとコメント。
米中通商協議では約2カ月ぶりとなる次官級協議が再開。
恐怖と欲望指数は66→63に低下。
 
 
木曜の日経平均は寄り付き104円高、前引け222円高、大引け83円高。
一時300円に迫る上昇をしながら日足は陰線。
境目は昼の日銀金融政策決定会合。
現状維持で通過したものの発表文に「次回会合で経済・物価情勢を点検する」あったことを警戒。
追加緩和、特にマイナス金利深掘りを示唆したと受け取られ上昇幅を縮小した。
「措置」や「検証」は大きな動きの予告になってきていたから「点検」も同様の認識となったのだろう。
もっとも「マイナス金利の深堀」を市場が警戒したところは市場感覚正常化の一端なのかも知れない。
一方で「現状維持で追加緩和カードを温存。
しかしほとんど円高に振れさせず。
次回以降の政策変更の可能性を早目にちらつかせ、市場に織り込ませ唐突なクラッシュを防ぐ。
この上ない配慮だ」という声もある。
東証1部の売買代金は2兆3637億円。
値上がり1752銘柄、値下がり337銘柄。
新高値140銘柄と3ケタ復活。
前場の上昇が効いた格好。
新安値3銘柄。
騰落レシオは126.91。
NTレシオは13.64倍。
25日線からは5.1%、200日線からは3.9%のプラスかい離。
9月SQ値21981円に対しては3勝1敗と勝ち越し。
サイコロは11勝1敗。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.068%。
買い方▲9.402%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.244%。
買い方▲18.277%。
日経ジャスダック平均は10日続伸。
10日続伸は18年2月28日約1年7カ月ぶり。
9月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲13.89%。
2週連続の改善。
空売り比率は43.0%で129日連続40%超。
9月13日時点の裁定買い残は373億円減の3348億円。
2週連続減少。
当限は355億円減の2568億円。
翌限以降は17億円減の779億円。
同裁定売り残は1336億円減の1兆9320億円。
9週ぶりの減少。
当限は1619億円増の1兆8142億円。
翌限以降は2955億円減の1187億円。
日経HVは13.9、日経VIは16.39。
日経平均採用銘柄のPERは12.53倍。EPSは1759円。
PBRは1.10倍でBPSは20040円。
シカゴ225先物終値は大証日中比85円高の21955円。
高値22090円、安値21830円。
大証夜間取引終値は日中比70円高の21940円。
25日線は1日約50円、75日線は1日約20円上昇。
来週末には25日(20985円)と75日線(21164円)が200日線(21217円)を上抜ける可能性。
ボリンジャーのプラス2σが22149円。プラス3σが22731円。
5日線(21950円)はキープできよう。
また3連休控えの週末。
大引けにはFTSEの銘柄入替が予定されており商いは膨らむだろう。
気学では「下放れると後場は戻す日。悪目買い方針」。
火曜は「変化日にして大動きする。波動につけ」。
水曜は「偏して動く日。寄り後の足取りに注意せよ」。
木曜は「波乱激しく人気に逆行して動く日なり」。
金曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
 
9月4日に書いていたこと。

大和のレポートは「9月配当落ち予想」。
日経平均で161円、TOPIXで15.5ポイントとの試算。
TOPIXでは2001年以降の過去最高水準だ。
配当の再投資は日経平均型で1200億円弱、TOPIX型で5400億円。
この結果NT倍率が低下する可能性があるという。
ちなみに・・・。
高配当銘柄のアウトパフォームは2017年は10営業日前から。
2018年は6営業日前から始まったという。
結論は権利付き最終1週間前からが山場。
 
その配当落ちまであと1週間となった。
 
そして日経ジャスダック平均の10日続伸。
「3月高値銘柄に、信用期日明けの 需給の軽さ」という指摘がある。
日経ジャスダック平均やアンリツ(6754)、村田(6981)、長谷工(1808)などが3月高値だ。
格言は「需給はすべてに優先する」とある。
 
NYダウは52ドル安の27094ドルと反落。
NASDAQは5ポイント高の8182ポイントと反発。
S&P500は0.08ポイント高の3006ポイントと3日続伸。
ダウ輸送株指数は72ポイント安の10504ポイント。
SOX指数は0.55%の下落。
VIX指数は14.07。
3市場の売買高は61億株と減少(過去20日平均は69億株)。
225先物CME円建ては大証日中比85円高の21955円。
ドル建ては大証比日中比115円高の21985円。
ドル円は108.00円。
10年国債利回りは1.787%。
2年国債利回りは1.743%。
 
スケジュールを見てみると・・・
 
20日(金):消費者物価、任天堂新型ゲーム機「スイッチライト」販売、米メジャーSQ、ラグビーワールドカップ開催
週末:英国労働党大会
23日(月):秋分の日で休場、米シカゴ連銀全米活動指数
24日(火):米S&P住宅価格指数、CB消費者信頼感、独IFO景況感、国連総会一般討論
25日(水):日銀金融政策決定会合議事要旨、企業向けサービス価格指数、権利付き最終日、米新築住宅販売
26日(木) :米GDP確定値、中古住宅販売仮契約
27日(金):米耐久財受注、個人所得・支出
1日(火):日銀短観、失業率、消費税10%に増税、幼児教育無償化、改正電気通信事業法施行、米ISM製造業景況感、建設支出、中国建国70周年記念式典、国慶節、第4回全体会議
2日(水):マネタリーベース、消費動向調査、米ADP雇用レポート
3日(木):米ISM非製造業景況感、製造業受注
4日(金):投資の日、臨時国会招集、米雇用統計、貿易収支
週末:中朝修好70周年
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
萩原工業(7856)・・・動兆
 
萩原工業に注目する。
同社はブルーシートなど樹脂繊維製品が中核。
機械部門も持ち原糸からの一貫生産に強み。
五輪や再開発需要でコンクリート補強繊維やブルーシートの需要は拡大。
台風など自然災害関連でも需要急増。
 
 
(兜町カタリスト櫻井)

 
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