兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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弱含みの展開か
【オープニングコメント】
弱含みの展開か
30日の日経平均株価は、弱含みの展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万7600円−2万7900円。
米国株は上昇。NYダウ平均は153ドル高の35084ドルで取引を終えた。
米国株の上昇は安心材料となるが、国内では昨晩、政府が埼玉、千葉、横浜、大阪に緊急事態宣言を発令する方針と複数メディアが報じている。全国で新型コロナウイルスの新規感染者数が初めて1万人を超え、感染拡大が懸念されるなか「秋ごろとみられていた景気回復時期の後ろ倒しも警戒される中、週末と月末が重なることもあり、手控えムードが広がりそう。
市場では「積極的に買いづらい状況にある」との声も聞かれ、先行き不透明感が強まることも想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(29日は109円86−87銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円40−44銭)と、円高方向に振れていることも重しとなりそう。好決算や業績予想を上方修正した銘柄などへの個別物色が中心になるとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比55円安の2万7755円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■トーメンデバイス <2737>
4-6月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
 
■クリヤマホールディングス <3355>
上期経常を48%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■サイオス <3744>
今期経常を46%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
 
■デクセリアルズ <4980>
4-6月期(1Q)経常は3.6倍増益で着地。
 
■TOWA <6315>
今期経常を82%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■菊水電子工業 <6912>
上期経常を2.3倍上方修正、通期も増額。
 
■愛知銀行 <8527>
今期経常を54%上方修正、配当も80円増額。
 
■NCS&A <9709>
4-6月期(1Q)経常は2倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.61%にあたる27万株(金額で1億2636万円)を上限に、7月30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■セキド <9878>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■不二家 <2211>
今期経常を55%上方修正、配当も15円増額。
 
■ニーズウェル <3992>
キヤノンITソリューションズと資本業務提携。
 
■野村総合研究所 <4307>
4-6月期(1Q)税引き前は59%増益で着地。
 
■Jストリーム <4308>
4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。また、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
 
■有沢製作所 <5208>
上期経常を36%上方修正、通期も増額。また、発行済み株式数の2.61%にあたる90万株の自社株を8月31日に消却する。
 
■パナソニック <6752>
4-6月期(1Q)税引き前は35倍増益で着地。
 
■キーエンス <6861>
4-6月期(1Q)経常は82%増益で着地。
 
■新光電気工業 <6967>
上期経常を52%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
30(金)
【国内】
6月失業率(8:30)
6月有効求人倍率(8:30)
6月鉱工業生産(8:50)
6月商業動態統計(8:50)
6月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
デンソー、武田、三井住友、第一三共、JT、みずほ、JR東海、アステラス薬、JR東日本、豊田織機、コマツ、SGHD、豊通商、野村HD、味の素、NEC、マキタ、アイシン、ANA、小野薬、MonotaRO、JR西日本、ミスミG、ヤクルト、りそなHD、小田急、コーセー、ローム、M&A、日本酸素、中部電、TOTO、関西電、阪急阪神、LIXIL、エプソン、SCSK、清水建、ポーラオルHD、栗田工、京成、ヒロセ電、商船三井、ガイシ、メディパル、ALSOK、ナブテスコ、日精工、日立物、東洋水産、東北電、トヨタ紡織、ニフコ、九州電、中国電、ジェイテクト、住友重、新生銀、京都銀、エフピコ、豊田合、ゼオン、特殊陶、山九、NSSOL、アズワン
 
【海外】
ユーロ圏4-6月期GDP(18:00)
米6月個人所得・個人消費支出(21:30)
《米決算発表》
エクソンモービル、シェブロン、プロクター・アンド・ギャンブル
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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