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買い先行、米株高追い風
【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、米株高追い風
【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比175円57銭高の2万2505円51銭。一時、上げ幅は200円を超えた。
 
前週末まで3営業日連続で下値を探る展開となっていた日経平均だが、3連休明けのきょうは前日の10日の米国株式市場で、財政出動期待などからNYダウ工業株30種平均が約5カ月半ぶりの高値を付けた。投資家心理が強気に傾き、短期筋が株価指数先物に買いを入れて株価を押し上げている。
 
米国ではトランプ政権による財政出動への期待が株価の押し上げ要因となっており景気敏感株を中心に上昇、これが東京市場でもポジティブ材料となっている。一方、新型コロナウイルスに対する懸念が高まっており、日本国内でも累計感染者数が5万人を超えるなど感染拡大に歯止めのかからない状況下、企業業績に与える影響などが警戒されている。決算発表を横にらみに先物主導で不安定な値動きとなる場面も想定される。
 
 個別では、トヨタ、ファナック、オムロンが高く、ファーストリテ、デンソー、信越化はしっかり。半面、ソフトバンクG、富士通、東エレクがさえない。
 
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