堅調展開か
堅調展開か |
直ぐ上の25日線(2万0734円、15日時点)に向けて戻りの勢いを強めることができるかに注目している。投資の失敗を避けるためにも稼足銘柄をお勧めする。
連休明けの市場は日経平均が大幅続伸。終値は前週末比195円高の2万555円で、昨年12月19日以来の水準まで値を戻してきた。
東京株式市場は寄り前までは米株安を受けた軟調な展開が予想されていたが、中国当局が財政支出を伴う経済政策を示唆したことがプラスに働き、日経平均は2万500円の心理的なフシ目を超える意外高の展開となった。
明日(16日)の東京株式市場は、今日の終値で日経平均株価がフシ目の2万500円を上回ってきたことで、投資家心理がやや改善することが予想され、戻り待ちの売りをこなしながらの堅調な推移となりそうだ。
ただ、勢いよく買い上がる材料には乏しいことから、上値は限定的となりそうだ。
英議会でEU離脱案を巡る採決が控えているが、採決は日本時間の明日早朝に行われる予定で、否決が濃厚。有効な解決策はまだ見えないが、そのこと自体が織り込まれてもいるため、欧州市場よりも先に材料を消化する東京株式市場は値動きが荒くなる可能性もある。特に英ポンドの動向は注視しておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
22056.24 ボリンジャー:+1σ(13週)
22028.59 26週移動平均線
21931.80 75日移動平均線
21903.22 均衡表雲下限(日足)
21698.33 均衡表基準線(週足)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21551.87 ボリンジャー:+1σ(25日)
21159.07 13週移動平均線
20987.92 新値三本足陽転値
20869.62 ボリンジャー:-1σ(26週)
20823.69 均衡表転換線(週足)
20823.69 均衡表基準線(日足)
20734.08 25日移動平均線
20555.29 ★日経平均株価15日終値
20291.48 6日移動平均線
20261.90 ボリンジャー:-1σ(13週)
19916.29 ボリンジャー:-1σ(25日)
19906.33 均衡表転換線(日足)
19710.65 ボリンジャー:-2σ(26週)
19364.72 ボリンジャー:-2σ(13週)
19098.50 ボリンジャー:-2σ(25日)
18551.69 ボリンジャー:-3σ(26週)
18467.55 ボリンジャー:-3σ(13週)
18280.72 ボリンジャー:-3σ(25日)
日経平均の25日線が位置する2万0800円近辺までは意識されやすい。13週線が位置する2万1150円処までのリバウンドをみせたとしても、調整トレンドの中での上昇となるため、次第に強弱感が対立してきそうだ。