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3日ぶり反落スタート、週末要因から売りが先行
【市況】東京株式(寄り付き)=3日ぶり反落スタート、週末要因から売りが先行
【寄り付き概況】

14日の日経平均株価は、前日比177円23銭安の2万1638円96銭と3日ぶりに反落してスタート。直近2日間で650円強の値上がりとなっていたことや、週末要因などから、売りが先行したようだ。
 
前日の米国株市場では主要指数が高安まちまちの展開でNYダウは小幅続伸したものの、ナスダック指数はマイナスだった。貿易摩擦の影響による世界景気減速への懸念が根強く、ECB理事会後にドラギ総裁がユーロ圏の経済見通しについて下方リスクを示唆したこともマーケットのセンチメントを悪化させている。
 
朝方発表された日銀短観は市場コンセンサスを若干上回ったが、影響は限定的となっている。なお、きょうはメジャーSQ算出に伴い全体売買代金は通常よりも膨らむ見通し。
 
日経平均先物・オプション12月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は2万1618円88銭。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、卸売、証券、保険を除き安い。値下がりで目立つのは、精密機器、銀行、海運、空運など。
 
個別では、ファーストリテが軟調で、ソフトバンクGは続落。三菱UFJ、三井住友といった大手銀行株や、野村、オリックスはさえない。新日鉄住、住友鉱は反落。ファナック、東エレクも売られている。
半面、トヨタ、ソニーが小高く、ダイキンはしっかり。三井物、郵船は小幅続伸。ユニー・ファミマが続伸し、KDDI、花王は堅調。アステラス薬も上昇している。
 
テクニカル的には、ライト工(1926)、ユアテック(1934)、日清粉(2002)、昭和産(2004)、SBS(2384)、ABC(2670)、ヨコレイ(2874)、ラクーン(3031)、タキロン(4215)、インテージ(4326)、日本新薬(4516)、UACJ(5741)、ライドオン(6082)、巴工業(6309)、アイホン(6718)、いすゞ(7202)、エイベクス(7860、ランビジ(8944)、ファーストリテ(9983)が動兆。
 

 
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