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膠着展開か

膠着展開か
19日の日経平均は上昇で取引を終えた。注目されていた米連邦公開市場員会(FOMC)では、大方の予想通り、FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き下げることを決定。連銀高官の間で利下げへの意見が分かれたことから年内の追加利下げへの見方が後退する格好となった。
 
明日は三連休を控えた金曜日。先週は週末にかけて一段高となったが、今週はFOMCや日銀会合を消化したため、目先の材料出尽くし感が出てくる可能性がある。
米国とイラン間の緊張が高まりつつある点も警戒材料で、今晩の米国株がよほど強い上昇とならない限りは上値は重いと予想する。
テクニカル面では5日線(21950円、9/19時点)より上で推移できるかに注目しておきたい。
 
 
■テクニカル・ポイント(19日現在)
 
22858.05  ボリンジャー:+3σ(26週)
22825.88  ボリンジャー:+3σ(13週)
22731.95  ボリンジャー:+3σ(25日)
22356.85  ボリンジャー:+2σ(26週)
22311.40  ボリンジャー:+2σ(13週)
22149.65  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
22044.45  ★日経平均株価19日終値
 
21892.02  6日移動平均線
21855.65  ボリンジャー:+1σ(26週)
21796.92  ボリンジャー:+1σ(13週)
21759.61   新値三本足陰転値
21700.69  均衡表転換線(日足)
21698.33  均衡表雲上限(週足)
21567.36  ボリンジャー:+1σ(25日)
21393.09  均衡表雲下限(週足)
21354.46  26週移動平均線
21282.44  13週移動平均線
21236.84  均衡表基準線(週足)
21217.41  200日移動平均線
 
ローソク足は長い上ヒゲを伴う陰線を引き、上値での売り圧力の強さを示した。
25日移動平均線との上方乖離率は5.04%(昨日4.92%)、東証1部の騰落レシオは126.91%(同126.18%)といずれも過熱ゾーンにあり、反落リスクを窺わせる格好となっている。
 
日足のボリンジャーバンドでは、2日連続で終値が+2σを下回り、上値拡張局面の終了を示唆している。ただ、5〜200日の各移動平均線は上向きを継続しているほか、一目均衡表においても転換線が上昇をキープするとともに基準線が再び上昇しており、短期的に大きく売り込まれる流れは考えにくいとみられる。
 
【信用規制・解除】
 
(19日大引け後 発表分)
○プロルート丸光 <8256>
東証と日証金が20日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
 
 
 
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