兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
下落の余地残る、米ドル円。
【為替】下落の余地残る、米ドル円。
[概況]

18日の東京外国為替市場は、アジア株式市場の下落を受けリスク回避の流れが強まった。
株安の理由は米中貿易対立の再燃である。
きっかけは一部報道による「米中貿易交渉はファーフェイの技術を巡って行き詰っている」というニュースで、これを受けた上海総合指数は前日比で1%を超える下げ幅を記録した。
 
ところで、米中貿易対立を巡っては昨日トランプ米大統領が追加制裁を匂わせるコメント発するなど、リスク警戒感が高まっている最中だった。
本日の発言はこうした状況の中伝わったため、市場の反応は思いのほか大きくなったのだろう。
 
米ドル円の値動きを見ると、序盤から売りが優勢で安値を107.620円とした。
欧州時間では下落は収まっており、現在107.70円近辺を推移している。
 
さて、この後は引き続き米中関連の報道に注意したい。
例えば、トランプ米大統領の態度を硬化させるような発言は、米ドル円の下落につながりかねない。
その場合の下値目処は7/3安値107.525円を想定したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 
a