堅調な地合いか
堅調な地合いか |
週明けの市場は日経平均が大幅に3日続伸。終値は前週末比407円高の2万2714円で、先月10日以来、およそ1カ月ぶりの水準まで回復してきた。
前週末の米国市場は独立記念日のため休場。欧州市場は小幅安で為替市場も動きはなく、欧米方面からの材料は皆無に等しかった。そんな中、中国の人民日報系の証券時報が株高を支持する論説を展開したことや、景気回復期待から中国・上海株が大幅に上昇したことが本日の買い材料となった。
今週は日本株の主要な上場投資信託(ETF)の決算日が集中しており、分配金支払いにからんだ売りが出て日経平均は軟調に推移するとの見方が多かった。
日経平均は1週間ぶりに25日移動平均線(2万2477円)を上回り、三角もち合いを軽く上放れるような格好に。相変わらず出来高は少ないものの、ここ数週間の日柄整理で売り物はかなり消化されていたようだ。
あす以降、再び同水準を下回ったとしても、押し目では買いが入ると期待できる。
きょうは米株先物の大幅高も横目で見つつ上昇しているため、基本的には休場明けの米国株が上昇したとしても、あすの日本株への好影響は限られるはず。言い換えれば、反動売りがそれほど出ないで、一段高となるようであれば、目先の下値不安が後退し、下げづらい地合いが醸成される可能性が高い。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
25191.67 ボリンジャー:+3σ(13週)
23882.71 ボリンジャー:+2σ(13週)
23538.36 ボリンジャー:+3σ(25日)
23275.34 ボリンジャー:+1σ(26週)
23184.75 ボリンジャー:+2σ(25日)
22863.73 新値三本足陽転値
22831.15 ボリンジャー:+1σ(25日)
22767.34 均衡表雲上限(週足)
22714.44 ★日経平均株価6日終値
22573.75 ボリンジャー:+1σ(13週)
22477.55 25日移動平均線
22357.84 均衡表基準線(日足)
22351.85 均衡表転換線(日足)
22261.97 6日移動平均線
22123.95 ボリンジャー:-1σ(25日)
22113.36 均衡表雲下限(週足)
21888.96 200日移動平均線
21770.35 ボリンジャー:-2σ(25日)
21509.37 均衡表転換線(週足)
21416.75 ボリンジャー:-3σ(25日)