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日経ジャスダック平均は反落、中小型株を敬遠する動き
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、中小型株を敬遠する動き
 
 
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比40円73銭安い3910円99銭だった。
日経平均は一先ずアク抜けといった動きでスタート。これを受けて、ジャスダック平均も買い先行で取引を開始。しかし、買いの勢いは続かず前場半ば頃にはマイナス転換。その後も終日じりじりと下げ幅を広げる展開となった。
国内政治の混迷による悪影響などへの懸念がくすぶり、運用リスクを可能な限り減らそうとする雰囲気が強かった。東証1部銘柄と比べて収益の振れ幅が大きい傾向がある中小型株を敬遠する動きにつながった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で654億円、売買高は1億3309万株だった。値上がり銘柄数は194、値下がり銘柄数は462となった。
 
個別では、アズ企画設計がストップ安。19年2月期は前期比8.9%の営業増益見通しと示すも市場予想に届かなかったようだ。
麻生フオームクリート、三東工業社、nms ホールディングス、クロスキャット、極楽湯ホールディングスなど31銘柄は年初来安値を更新。
買取王国、イナリサーチ、アルファクス・フード・システム、ポエック、レイが売られた。
 
一方、ネクスグループがストップ高。18年11月期第1四半期決算は、営業損益が12.85億円(前年同期は0.78億円の赤字)と黒字に転じた。通期計画を大幅に超過しており、業績期待が高まる展開となったようだ。
決算評価の流れの日本色材工業研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。
ドーン、プラップジャパン、トシン・グループ、佐藤食品工業、プロパストなど15銘柄は年初来高値を更新。三相電機、大村紙業、シンポ、コスモスイニシア、シイエム・シイが買われた。


 
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