FOMC受け、米ドル円は小幅上昇
【為替】FOMC受け、米ドル円は小幅上昇
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22日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時109.900円まで上昇するなど、概ね堅調に推移した。21日から開催されていたFOMCの声明文では、テーパリング(量的緩和の縮小)着手が「近く」正当化される公算が大きいとの見解を表明。
また、利上げについては、FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)において22年の利上げ予想が18人中9人(前回は7人)に増えており、2022年中の開始予想に前倒しされる格好となった。
市場では、今回のFOMCをタカ派的と捉えたほか、次回(11月2日〜)でのテーパリング開始決定を織り込む形でドルが底堅く推移した。テクニカル面で米ドル円は、実線が一目均衡表の雲に突入し基準線(109.777円)付近まで上昇。まずは同線サポートとできるか注目したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]