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ドルは111円前半で揉み合いの一方、ポンドは乱高下
【為替】ドルは111円前半で揉み合いの一方、ポンドは乱高下
[概況]

EU離脱協議が合意した事を受けて東京市場のポンドは大幅高で始まり、取引開始後直ぐに当日高値147.85円まで上昇したが、其の後は揉み合いとなり、欧州市場中盤に英司法長官はメイ英首相が合意したEU離脱協定の修正案はアイルランド国境の法的リスクを取り除いていないと発言してポンドは急落した。
ポンド下落にドルやユーロも連れ安となり、NY市場で発表された2月消費者物価指数は予想通りだったがコア指数は予想を下回り、米国債利回りが低下すると序盤にドルは当日安値111.100円まで下げた。
 
しかし111円は割れず、其の後は揉み合いとなり、最後は前日比+11銭高の111.320円と小幅続伸して引けた。他の主要通貨も上昇したが、英司法長官発言やメイ英首相とEUの合意案に対する英下院の投票は否決されてポンドは売られ(-80銭)、トルコリラも値下がり(-6銭)して引けた。
 
ドルは東京時間に111.480円まで上昇したが111円半ばは超えられず、下値も111円を維持するなど小動きが続いており、EU離脱を巡り乱高下しているポンドは本日も英国で「合意無き離脱」を巡り投票が行われるとの事から、目先はポンドの動きに注目したい。


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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