兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「香港次第」
「香港次第」
「香港次第」
 
NY株式市場はメモリアルデーの連休を控え小動きで主要3指数はマチマチの展開。
トランプ米大統領は「米国は中国に極めて強硬に対応する」と警告。
第1段階の米中通商合意が破棄されるとの懸念が拡大した。
商務省は人権侵害や国家安全保障上の懸念を理由に33の中国企業・団体をブラックリストに追加すると発表。
引けにかけて「売り優勢となった」との解釈だ。
3市場は売買高は87.5億株と減少。
エヌビディア、KKRが上昇。
シェブロン、アリババなどが下落。
ただダウ輸送株指数、SOX指数は上昇。
10年国債利回りは0.657%。
2年国債利回りは0.169%。
「香港や中国関連など、新型コロナウイルス流行前の問題が再燃。
こうした問題が圧迫要因となり、利回りが押し下げられた」という見方だ。
ドル円は107円台後半。恐怖と欲望指数は50→50。
週明けのはメモリアルデーで休場。
 
週間ベースでNYダウは3.3%高。
NASDAQは3.4%高。
S&P500は3.3%高。
それぞれ2週ぶりの反発。
 
週末の日経平均は寄り付き31円高、終値164円安と続落。
日足は2日連続の陰線。
これで金曜は9勝10敗。
中国の全人代で経済成長率見通しが示されなかったこと。
香港の民主化運動を弾圧する動きは顕在化。
前日のNY安に加えて上海、香港の大幅安が効いてほぼ安値引け。
TOPIXも続落。
東証マザーズ指数、東証2部指数は6日ぶり反落。
ただ日経ジャスダック平均は6日続伸。
日経平均は週間では約350円上昇。
週足は2週ぶりの陽線。
東証1部の売買代金は1兆9334億円と2日連続。
値上がり631銘柄(前日1005銘柄)。
値下がり1463銘柄(前日1058銘柄)。
新高値51銘柄(前日59銘柄)。
新安値銘1銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは119.44(前日117.05)。
NTレシオは13.80倍。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(19898円)からは2.46%のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は20370円。
横ばって来た200日線(21663円)から5.89%のマイナスかい離。
右肩あがりの5日線(20420円)から0.16%のマイナスい離。
5日線と75日線はゴールデンクロス。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.268%(前日▲12.464%)。
買い方▲10.251%(前日▲9.785%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲23.560%(前日▲25.145%)。
買い方▲13.271%(前日▲13.297%)。
空売り比率は42.5%(3日連続の40%超)。
空売り規制なしの比率は6.6%。
日経HVは23.0、日経VIは29.80。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.10倍(前日32.93倍)。
EPSは922円(前日624円)。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.05倍(前日32.85倍)。
前期基準では16.71倍。
225のPBRは1.00倍で1倍台キープ。
BPSは20388円(前日20348円)。
東証1部全銘柄のPBRは1.11倍。
225先物採用銘柄の益回りは4.52%(前日3.04%)。
配当利回りは1.74%。
ドル建て日経平均は189.71(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は10円安の2017円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1572円(前日1674円)。
東証1部の時価総額は564兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比190円高の20550円。
高値20605円、安値20230円。
大証夜間取引終値は日中比230円安の20590円。
気学では「突っ込んでも戻す日。悪目あれば買い方針良し」。
火曜は「上寄りすると後下押す。逆に下放れると戻す」。
水曜は「後場高の日。前場安は買い狙い良し」。
木曜は「前日高かりし時は反落する日」。
金曜は「弱体日。吹き値売り方針」。
ボリンジャーのプラス1σが20328円。
プラス2σが20759円。
プラス3σが21189円。
一目均衡の雲の上限は20176円。
4日連続で雲の上。
6月19日に白くねじれている。
勝手雲の上限は20034円で26日連続勝手雲の上。
RSIが59.85。
RCIが82.97。
ラマダンは明けた。
今週は火・水・木と株高のアノマリー。
NYはメモリアルデーで休場。
 
週間ベースで日経平均株価は1.8%高、
TOPIXは1.7%高、ともに2週ぶり反発。
東証マザーズ指数は10.4%高、7週続伸(累計56.1%上昇)。
日経ジャスダック平均は2.9%高、4週続伸(同7.9%上昇)。
東証2部指数は2.8%高、4週続伸(同7.5%上昇)。
東証REIT指数は4.3%高、2週ぶり反発。
 
 
今年の曜日別勝敗(5月22日まで)

月曜7勝10敗
火曜9勝9敗
水曜9勝9敗
木曜8勝12敗
金曜9勝10敗。
 
《ポイント》
 
(1)ラマダン明け、今夜のNYは休場
(2)5日線と75日線がゴールデンクロス
(3)異常値のPERは22.10倍に低下(EPSは624円→922円)
(4)ボリンジャーのプラス2σ(20759円)が上値の重石
(5)香港市場の落ち着きが課題
 
 
日曜の昼下がりの小田急線の駅近く。
スタバはソーシャルディスタンスを取っての行列。
さらに行列だったのは「貢茶(ゴンチャ、Gong Cha)」だった。
もともとは台湾・高雄で創業。
今は世界で1100店以上を展開。
ティードリンクから今ではタピオカミルクティーが人気を博している。
行列を眺めていると、結構な頻度でリュックを背負った若者がやってきて予約したタピオカティーを持ち帰る姿。
「小田急だからハイキングの帰りなのかな」と思ったが異常に多すぎた。
リュックを見てみれば「ウーバー」の文字。
ようやく納得できた。
郊外でもウーバーの活躍は目立つようになってきたということなのだろう。
巣籠もだいぶ極まってきた印象だ。
 
新型コロナウイルスの世界の感染者は先週末で531.4万人。
アメリカでは162万人、ブラジル、ロシアが30万人台、英国が25万人。
スペイン、イタリアが20万人台だ。
一方日本の感染者は16393人。
見方によってはケタ違いに少ない。
この差はなんなのだろう。
専門家ではないから答える術は持たない。
しかし素人考えでは・・・。
「日本では家の中では靴を脱ぐ」
「ハグなどの習慣はない」
「毎日お風呂にはいる」
などなど、とにかく清潔第一に考える習慣は多い。
もともときれい好きだった国民性に、その昔後藤新平氏などが「衛生」と言う概念を植え付けたのがこの国。
そうか考えると先達たちのおかげであるともいえるのかも知れない。
 
 
週末のNYダウは8ドル安の24465ドルと続落。
NASDAQは39ポイント高の9324ポイント。
S&P500は6ポイント高の2955ポイント。
ダウ輸送株指数は17ポイント高の8470ポイントと反発。
SOX指数は0.63%上昇。
VIX指数は28.16。
3市場の売買高は87.5億株と減少(過去20日平均は112億株)。
225先物CME円建ては大証日中比190円高の20550円。
ドル建ては大証比日中比205円高の20565円。
ドル円は107.61円。
10年国債利回りは0.657%。
2年国債利回りは0.169%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
オイシックス・ラ・大(3182)・・・動兆
 
オイシックス・ラ・大地に注目する。
同社は安全に配慮した青果物のネット販売が中核。
大地を守る会に続き、らでぃっしゅぼーやをグループ化。
「巣ごもり」でミールキットなどの需要が拡大。
会員数は15万人(前年比35%増)を突破した。
21日に発表した2021年3月期の業績予想は売上高が780億円(前年比9.8%増)、営業利益が30億円(同21.6%増)。
4期連続で過去最高益を更新する見通しだ。
目標は付加価値食品市場やEC食品宅配市場におけるトップ・ブランド。
 

(兜町カタリスト櫻井)
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