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NYダウ下落受け売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=NYダウ下落受け売り先行
【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比51円38銭安の2万3427円77銭。
前日のNYダウが反落。依然、新型コロナウイルスによる肺炎の感染終息に時間を要するとの懸念などを背景にIT関連株を中心に軟調。これを受け、この日の東京市場も日経平均株価は値を下げて売買を開始した。
 
ただ、日経平均株価は朝安後、上げに転じている。堅調な米国景気などを手掛かりに、外国為替市場で円相場が1ドル=112円台まで下落しており、輸出関連株などに買いの勢いが増している。低調な内容が目立った2019年4〜12月期決算や新型肺炎の感染拡大を受けて足元で高まっていた国内輸出企業の業績懸念が、円安進行によって急速に和らぎ、見直し買いが広がっている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種が高く、値上がり上位に石油、医薬品、鉱業、情報通信など。一方、値下がりで目立つのは紙パルプ、サービス、海運、その他製品、陸運、倉庫など。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)や中外薬、ダイキンが高い。アドテストや信越化、トヨタも上昇している。
半面、富士フイルム、トヨタ、ファストリやリクルート、ヤマハが安い。安川電、ソニーテルモ、セコム、キッコマンも下落している。

 
テクニカル的には日清紡(3105)、信越(4063)、JCRファ(4552)、東計電算(4746)、SUBARU(7270)、オリンパ(7733)、SOMPO(8630)、カプコン(9697)が動兆。
 
人気は、ブロッコリー(2706)、カーボン(5302)、フリー(4478)、わかもと(4512)、テモナ(3985)、ユニゾ(3258)、スターツ(8850)、アクリート(4395)、ミサワ(3169)、メドレ(4480)、Vキューブ(3691)、MKシス(3910)、GSユアサ(6674)。



 
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