兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
やっぱりヒ・ミ・ツ
「やっぱりヒ・ミ・ツ」
日経ヴェリタスの特集は「日本株、新たな地平」。

バブル崩壊後の日経平均の高値は96年6月の22666円。
当時の日経平均採用銘柄の1株利益は約390円。
今期予想ベースでの1株利益は週末段階で1430円。
21年前の4倍近くに拡大する。
96年当時のPERは58倍程度で今は15倍。
日本電産(6594)の前3月期純利益は1117億円と20年前の20倍超。
ソフトバンク(9984)の前期の純利益は約1.4兆円と20年前の160倍。
NYダウは96年から4倍。
日経平均は21年前の水準にようやく回復したに過ぎない。
96年時点では株式の益利回りは国債利回りより低くマイナスだった。
現在の6%水準で3%台のNYダウ(PERは18倍)と比べると圧倒的に魅力的。
96年当時2.8倍だったPBRは現在1.3倍レベルだ。
結論は「まだ買える株の条件」。
(1)ニッチ分野で高いシェア。
(2)景気に収益が左右されない。
(3)社会構造の変化に柔軟に対応できる。
 
この条件は最近唱えている「ヒ・ミ・ツのおまじない」とあまり変わらないような気がする。
「ヒ」=社会に必要とされている起業か?
「ミ」=未来に対する明確な予想図があるか?
「ツ」=強い技術、強い販売力、強いトップを持っているか?



(櫻井)。
a