兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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新興市場見通し
新興市場見通し
新興市場は引き続き低調な相場が続いている。日経平均株価は2万3000円台をキープし、さらなる上値を試す動きとなっている。
投資家心理は改善しているようだが、新興市場はその恩恵を受けることができず、低調な商いが続いている。
 
7日に主力のメルカリが決算を発表。計画線上ではあるが投資先行で赤字が続き、とても決算直後に買えるような数字ではなかった。ただ、そもそも足元の業績ではなく中・長期的な成長性が評価されて時価総額が形成されていた銘柄。マザーズはメルカリほどではなくとも似た状況にある銘柄は多く、決算発表シーズン自体に下押しリスクになることが多いだろう。
 
マザーズ指数は870ポイント近辺で推移。直近安値を割り込んで下値不安が高まっていた10月中旬の状況からは改善しているが、日経平均が年初来高値を更新して2万4000円台を目指す動きとなっている東証1部市場とは比べ物にならない情勢だ。
史上最高値を更新し続ける米国株式が東京市場のけん引役となっている状況だけに、新興市場に資金が回ってきていない。
 
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