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方向感を欠く展開
【市況】東京株式(後場寄り付き)=方向感を欠く展開
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比1円72銭高の2万2003円04銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、6.96ポイント安の1607.62で始まった。
手掛かり材料難で方向感を欠く展開となっている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに横ばい圏で推移している。
外国為替市場では、1ドル=108円20銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
個別では、川崎船、商船三井が買われ、上組、三菱倉は値を上げている。信越化、SMC、ファナックは堅調で、ZOZO、ファーストリテは締まっている。リクルートHD、コロプラ、ソフトバンクは強含んでいる。
 
半面、国際帝石は売られ、出光興産、JXTGは値を下げている。JFE、神戸鋼、日本製鉄は軟調で、ソニー、トヨタ、村田製はさえない。三菱UFJ、三井住友は弱含んでいる。
 
日経平均も13円高と小高くスタートしたが、やはり前日終値を挟み一進一退の展開となり、前場の上下の値幅は65円ほどにとどまった。東証1部の値上がり銘柄は全体の3割弱、対して値下がり銘柄は6割強となっている。

積極的に上値を追う手掛かりは乏しい。もちろんFOMCの結果を見極めたいとの思惑も強いだろう。後場の日経平均は小幅高水準でこう着感を強めるとみておきたい。賑わっている材料株でも手仕舞いの売りが広がる可能性があるだろう。
 
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