今週もドルは下値は堅く、上値の重い状況が継続か
【為替】今週もドルは下値は堅く、上値の重い状況が継続か
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先週末15日に発表された米経済指標は予想を下回るものが多く、ドルはNY市場で111.380円の当日安値まで下げ、NY株式市場も売られたが下値は堅く、最後は3市場とも上昇してドルも最後は111円半ば(終値111.510円)まで戻して引けた。
今週もドルは米経済指標やNY株式市場の動向に影響を受ける状況が継続すると見ているが、基本的に下値は底堅く、112円から先は上値が重くなる状況は変わらないと見られる。
今週の米国は18日(月)ナシ、19日(火)1月製造業受注、20日(水)MBA住宅ローン申請指数、FOMC政策金利(19〜20日)、21日(木)3月フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数、2月景気先行指数、22日(金)2月中古住宅販売件数、2月財政収支などが発表予定となっている。ドルは揉み合い、ユーロやポンドも英国のEU離脱協議の先行き不透明感を受けて方向性が出にくいと予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]