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144円安、下げ一服 日銀ETF買い
【市況】東京株式(後場寄り付き)=144円安、下げ一服 日銀ETF買い
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比144円01銭安の2万1541円89銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、8.64ポイント安の1567.67で始まった。
 
日経平均株価はこの日の安値圏でもみ合い、東証株価指数(TOPIX)も軟調に推移している。為替の円高が嫌われ、大型株中心に幅広い業種が売られている。
外国為替市場では、1ドル=107円90銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。

午前の相場下落を受けて日銀が株価指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れるとの観測が薄商いのなかで相場の支えとなっている。
 
個別では、ソフトバンクGが売られ、ファーストリテが値を消し、NTT、花王は続落。アサヒ、7&iHDは反落している。三菱UFJ、三井住友が小安く、日本郵政は年初来安値。ソニー、村田製、ファナック、任天堂も下落した。
 
半面、トヨタが小高く、デンソー、SMCは反発している。キーエンス、安川電、SUMCOはしっかり。JT、資生堂、バンナムHDは買われている。
 
日経平均の日足チャートを見ると7月に入ってからは2万1500円近辺を下限、2万1800円手前を上限とするもち合いが続いている。
しかし、海外投資家の資金流入が限られるうちは一段の上昇を期待しにくいだろう。
今週から米国で、また来週から日本で企業決算の発表が本格化することも考慮すると、当面はもち合い相場が続くとみておきたい。本日までに一巡する3-5月期決算は企業ごとに強弱が大きく分かれ、業績評価の個別物色が中心となりそうだ。
 
ランチバスケットは5件、51.85億円、10億買い越し。
 
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