兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
値下がり優勢、米ハイテク株が下落を受け
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、米ハイテク株が下落を受け

 
東証グロース市場は、グロースCoreは小幅安。東証マザーズ指数は軟調。
東証マザーズ指数の終値は前日比4.36ポイント(0.56%)安い774.71だった。米国の金融引き締めが続いて同国の景気が冷え込むとの警戒から7日の米ハイテク株が下落し、国内の新興銘柄にも売りが波及した。
 
新規株式公開(IPO)は13日以降、年末にかけて多くの銘柄が上場を予定している。IPOラッシュについて、市場では「新規資金を捻出するため、既上場銘柄には換金売りが出やすい。IPOが続くことによる株式の需給悪化への警戒も株価の重荷となる」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場では、エニーカラーやバンクオブイが下落した。一方、不眠症治療アプリの承認期待からサスメドには買いが続き、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。ケアネットが高い。値上がり銘柄数167、値下がり銘柄数311と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、サスメド、アイ・パートナーズフィナンシャルがストップ高。ビリングシステム、アクシージア、アライドアーキテクツ、ライフネット生命保険、マイクロアドは年初来高値を更新。サイフューズ、スマレジ、ディジタルメディアプロフェッショナル、ファインズ、マーキュリーリアルテックイノベーターが買われた。
 
 一方、ハウテレビジョンがストップ安。ベースフード、ジェイグループホールディングス、cotta、アルファクス・フード・システム、トヨクモなど26銘柄は年初来安値を更新。ウェルプレイド・ライゼスト、リプロセル、ティムス、pluszero、インパクトホールディングスが売られた。
 
a