兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、リスク回避姿勢が強まる
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、リスク回避姿勢が強まる
 
 
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比11円37銭安い3387円25銭だった。
為日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比11円37銭安い3387円25銭だった。
為替が円高・ドル高に振れるなど日本株を取り巻く環境が悪化する中で、利益確定売りや戻り待ちの売りが出た。後場に日経平均株価が下げ幅を拡大したことで投資家のリスク回避姿勢が強まり、主力株を中心に売られた。
「トランプ米大統領がイラン攻撃を一旦承認したが、その後に撤回していた」と米メディアが伝えたことで、中東情勢の一段の緊迫化につながったほか、為替相場で1ドル=107円台割り込みを窺う円高調整をみせるなか、リスク回避ムードが強まった。
6月末の株主優待の権利付き最終売買日を25日に控え今年最大の商いとなったマクドナルドが下落したほか、ハーモニックやワークマンも軟調だった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で437億円、売買高は8189万株だった。上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は345となった。
 
個別では、今期業績見通しを開示したことで材料出尽くし感が広がったシンクレイヤがストップ安。アトミクス、川崎地質、桂川電機、マツモト、リーガルコーポレーションなど9銘柄は年初来安値を更新。サンオータス、フジタコーポレーション、イボキン、五洋インテックス、Mipoxが売られた。
 
一方、ワイエスフード、コスモ・バイオがストップ高。環境管理センター、タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、第一建設工業、スーパーバリュー、丸千代山岡家、モーニングスターなど18銘柄は年初来高値を更新。ソフィアホールディングス、日本テレホン、大木ヘルスケアホールディングス、豊商事、アクモスが買われた。
 
a