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続落、米国株安を受けて売り
【市況】東京株式(寄り付き)=続落、米国株安を受けて売り
【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比117円38銭安の2万3376円96銭。その後、下げ幅は200円を超えた。
欧米で新型コロナウイルス感染者数の拡大が再加速しており、株式市場にもリスクオフの波が及んでいる。
前日の米国株式市場では追加経済対策の早期成立期待が後退する一方、新型コロナウイルスの新規感染者数が前週末に過去最多を更新したことを警戒する動きが顕在化し、NYダウが一時965ドル安と波乱の展開をみせた。
米国では前週末に新型コロナの1日あたり感染者数が8万人を超え、7月の記録を上回って過去最多を更新した。欧州でも感染再拡大の勢いは止まらず、ドイツで小規模な都市封鎖を検討していると伝わった。経済活動に対する制限が再び強まり、世界的に景気が減速するとの懸念が広がった。
 
米追加経済対策を巡る与野党協議はいまだ合意に至っておらず、早期実現への期待が後退したことも相場の重荷となっている。国内では主要企業の決算発表が本格化するなか、業績が良好な銘柄の一角には利益確定売りが出ている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落。
 
個別では、前日に今期の営業利益を上方修正した日電産も下落している。富士通、トヨタ、武田、富士電機、日東電、NTN、東宝、野村が安い。
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