兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
来週も底堅い展開か。

来週も底堅い展開か。
 
今週は、堅調となった。
長期金利の下落に歯止めがかかり、リスクに対する過度な警戒が和らぐなか、世界的に株式が騰勢を強める展開。米国株の連日の上昇や円安進行を追い風に日経平均は21500円や7月高値(21823円)を上回り、一時22000円台を回復した。
 
週は負けなしで13日まで9日続伸と、強い基調が継続した。日経平均は週間では788円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
 
 
来週も底堅い展開か。
月曜が休場で4日立ち会い。17日〜18日のFOMCが大きな注目を集める。市場では0.25%の利下げが実施されるとの見方が強い。米国株が強含んでおり、大幅利下げがなければ急落するというほど弱い地合いではないと思われる。
ただ、FOMC後には日銀金融政策決定会合が控えている。翌月に消費増税を控えるなか、何らかの政策変更もしくは微修正があるとの見方も出てきているが、マイナス金利の深堀りなどの策が出てきた場合には、株式市場にはネガティブな反応が出てくる可能性がある。とは言え、今週に世界株高の様相が強まったことから、押し目があれば買いが入るだろう。
 
これらの中央銀行イベントを波乱なく通過できれば金融緩和相場が長期化するとの見方も強まる。関連ニュースに振らされる展開にはなるだろうが、下値は限定的と考える。
 
a