ついに利下げか。
【為替】ついに利下げか。
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21日の東京外国為替市場は豪ドル円が下落した。理由は、ロウ豪中銀総裁の利下げ発言である。詳しくは、雇用の改善とインフレ目標達成のため、6月に開く理事会で利下げを検討するというものだ。この発言で豪ドル円は水準を76円台から75円台まで切り下げ、安値を75.605円とした。
さて、現在の豪ドル円は75.800円近辺と下落は収まっているが、再び利下げ観測が嫌気されれば、本日の安値を下抜ける可能性は十分考えらえるため、注意は怠るべきではないだろう。
仮に本日の安値を下抜けた場合、まず5/17安値75.320円が、次は節目75.00円が下値の目処となることを予想する。なお、次回の豪中銀の政策金利の発表は6/4で、利下げが実施されれば、2016年8月以来となり過去最低水準を更新することとなる。
[提供:カネツFX証券株式会社]