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24円高と続伸、米株の上昇を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=24円高と続伸、米株の上昇を受け
【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は、前日比24円81銭高の2万1487円67銭と3日続伸してスタート。
きのう20日の堅調な地合いや、現地20日の米国株式が金利引き下げの期待感が継続し4日続伸した動きなどから、買いが先行した。
 
足もと世界的にリスクオンの流れが強まっている。前日の米国株市場ではFRBの早期利下げに対する期待感を背景にNYダウが大幅続伸、過去最高値を目前に捉えている。S&P500指数は一足先に最高値を更新した。
東京株式市場もこれを受けてリスクを取る動きが継続している。ただ、米利下げへの思惑が外国為替市場ではドル売りの動きを加速させており、足もとは1ドル=107円台前半まで円高が進行、これが逆風材料となる可能性がある。2万1500円台では戻り売り圧力も意識され、上値は重そうだ。
 
取引開始前に財務省が発表した、5月CPI(消費者物価指数)は、生鮮食料品を除く総合指数が前年同月比0.8%上昇し、市場予想平均の同0.7%上昇を上回った。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種が高く、値上がり上位に石油、鉱業、海運など。一方、値下がりで目立つのは空運、建設、銀行など。
 
個別では、ソフトバンクGが強含み、ファーストリテ、ZOZOは堅調。キーエンス、東エレク、ファナック、日本電産、JXTGも買われる。
半面、ソニー、トヨタが弱含み、武田、資生堂が安く、スシローGHD、三菱UFJ、三井住友が軟調となっている。
 
225先物は、GS・JP・みずほ・クレディ・三菱が買い越し。
野村・モルスタ・アムロ・ドイツ・UBSが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・パリバ・クレディ・アムロ・野村が買い越し。
UBS・ドイツ・バークレイズ・JPが売り越し。
 
テクニカル的には、石油資源(1662)、世紀東急(1898)、中部飼(2053)、フィード・ワン(2060)、メンバーズ(2130)、学情(2301)、シミック(2309)、デジア(2326)、ローソン(2651)、JP(2749)、日本管理(3276)、ムゲンエス(3299)、グリー(3632)、カナミック(3939)、NRI(4307)、東和薬品(4553)、サニックス(4651)、りらいあ(4708)、日オラクル(4716)、コーセー(4922)、コニシ(4956)、有沢製(5208)、日亜鋼(5658)、大阪チタ(5726)、Jマテ(6055)、IBJ(6071)、東洋機械(6210)、金銭機械(6418)、マックス(6454)、日総工産(6569)、トレックスセミ(6616)、オムロン(6645)、鈴木(6785)、チノー(6850)、エスペック(6859)、マーキュリア(7190)、IDOM(7599)、島津(7701)、忠(8801)、三菱Uリ(8593)、地所(8802)、CSP(9740)、ニチイ学館(9792)、SBG(9984)が動兆。
 
 
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