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前場終値と比較し弱含み、米中株安で売り優勢
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値と比較し弱含み、米中株安で売り優勢
【後場寄り付き概況】


後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は、前営業日比136円50銭安の2万2704円62銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.76ポイント安の1708.11で始まった。
 
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。米国や中国の株価下落が嫌気された前場の流れを引き継いで、売りが優勢となっている。
 
外国為替市場では、1ドル=112円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、ソフトバンクGの売りが厚く、ファーストリテも下落し、任天堂は小幅安。KYBが急落し、スルガ銀も大幅安。ファナック、キーエンス、資生堂、花王も値下がりしている。
 
半面、三菱UFJが値を保ち、三井住友は小幅高。トヨタが高く、キヤノンはしっかり。東海カがにぎわい、ユニー・ファミマ、7&iHDは値上がりしている。
 
財務省が公表した為替報告書で、中国の為替操作国認定が見送られたことで、米中貿易戦争激化に対する過度な警戒感は和らいだとみられていたが、人民元が対ドルで下落するなか、上海総合指数は前日比1%を超える想定外の下落をみせている。
中国関連銘柄は揃って弱含になり日経平均も軟調展開となっている。
 
後場の取引では日銀によるETF買い観測が下支えになる展開は期待しにくいだろう。また、19日に債務問題に対する懸念のくすぶるイタリア銀行(中央銀行)が四半期経済報告を控えるほか、欧州連合(EU)からの英国の離脱協議は停滞していることから、外部環境としても積極的に上値を追いにくい状況にあるだろう。
 
 
ランチバスケットは19件、24535億円、30億買い越し。
 
 
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