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マザーズ指数は4日続落、デジタル関連銘柄への売り
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日続落、デジタル関連銘柄への売り

東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前週末比48.16ポイント安い1199.55となり、9月28日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
東京市場全般がさえない展開を続ける中、米国の大統領選や追加の経済対策の協議を巡る相場環境の先行き不透明感に加え、過熱感が強いデジタル関連銘柄への売りが続き、指数を下押しした。前週末にかけて売り優勢の展開となった流れが継続しており、マザーズ市場の売買代金ラインキング上位10銘柄には、BASE、すらら、HENNGE、弁護コム、メドレーのDX関連株が並び、いずれも5〜12%の大幅安に見舞われた。半面、バイオベンチャーのアンジェスや次世代高速通信「5G」関連のJTOWERが値上がりした。
 
市場では「指数を大きく押し上げてきた電子商取引(EC)やIT(情報技術)関連銘柄は企業業績の裏付けを伴わない形で物色されてきた銘柄もあるだけに、決算発表を受けて成長期待そのものが後退すれば失望売りが膨らむ可能性がある」との指摘があった。
値上がり銘柄数は44、値下がり銘柄数は281となった。
 
個別では、リビン・テクノロジーズがストップ安。ヘッドウォータース、アクシス、ニューラルポケット、インターファクトリー、トヨクモなど6銘柄は年初来安値を更新。ソフトマックス、日本情報クリエイト、タスキ、テノ.ホールディングス、すららネットが売られた。
 
一方、松屋アールアンドディが一時ストップ高と値を飛ばした。JIG−SAW、JTOWER、イトクロ、インパクトホールディングス、トレンダーズなど6銘柄は年初来高値を更新。アンジェス、GMOメディア、GMOフィナンシャルゲート、オンコセラピー・サイエンス、ジェイックが買われた。
 
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