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続伸スタート、米株高受け買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高受け買い先行
【寄り付き概況】


2日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比106円79銭高の2万7453円67銭だった。

前日の米国株市場ではFOMC前に、NYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が軟調な値動きにあったが、FOMCの結果発表後のパウエルFRB議長の記者会見が思ったほどタカ派寄りではなかったとの見方から、急速に切り返す展開となった。

NYダウは上下に荒い値動きながら結局小幅プラス圏で引けたほか、ハイテク株への買い戻しが目立つなか、ナスダック総合株価指数は大幅高で着地した。これを受けて東京株式市場でもリスクオンの地合いとなっている。

一方、外国為替市場で1ドル=128円台まで円高が進んでいることは輸出セクターに重荷となる可能性があるだろう。

半導体関連銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5%あまり上げた。

日経平均は下げる場面もあった。円高進行を嫌気した売りが一部輸出関連株に出た。

個別では、前日に決算を発表した日立が大きく上げた。アドテストと東エレクも高い。半面、京セラと日立建機が安い。東電HDと住友化が大きく下げている。三井化学も売られている。

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