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55円高と続伸スタート、円安とGDPを好感
【市況】東京株式(寄り付き)=55円高と続伸スタート、円安とGDPを好感
【寄り付き概況】

 
20日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前週末比55円88銭高の2万1305円97銭。その後、上げ幅は100円を超えた。東証株価指数(TOPIX)も小幅高。
 
内閣府が寄り付き前に発表した1〜3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想に反して2四半期連続で増加し、好感した買いが先行している。外国為替市場でやや円安・ドル高が進んでいることも支援材料だ。業種別では水産や不動産など内需関連株のほか、金融株の堅調さが目立っている。
 
今週末にはトランプ米大統領が訪日して首脳会談を行う予定で、その結果を見極めたいとの思惑も買い手控えムードを助長している。ただ、17日に発表された米国の経済指標が好調で、外国為替市場では1ドル=110円台までドルが買われる流れにあり、輸出株にとってはポジティブ材料だろう。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種が高く、値上がり上位に水産、紙パルプ、銀行など。
 
個別では、ソフトバンクGが堅調で、ファーストリテ、ニトリHDが買われている。武田が反発し、花王は上伸。任天堂は大幅高となっている。三菱UFJ、三井住友、郵船、出光興産、トヨタ、キヤノンも値を上げている。
半面、ソニー、村田製、東エレクが軟調で、SMCは大幅続落。ZOZOは上昇して始まった後、すぐに値を消している。みずほFGは安い。
 
 
225先物は、JP・ドイツ・三菱・野村・GS・パリバ・UBSが買い越し。
アムロ・ソジェン・みずほ・シティ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はGS・メリル・ドイツ・モルスタが買い越し。
ソジェン・大和・パリバ・JP・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、日本電設(1950)、日清粉(2002)、タケエイ(2151)、カカクコム(2371)、伊藤園(2593)、ユーグレナ(2931)、丸善(3159)、すかい(3197)、クリレス(3387)、ビーロット(3452)、TIS(3626)、enish(3667)、eBASE(3835)、コムチュア(3844)、Ubicom(3937)、ニチバン(4218)、DI(4310)、リゾートトラ(4681)、TOW(4767)、合同鉄(5410)、タクマ(6013)、ベル24(6183)、オーケストラ(6533)、NEC(6701)、エスペック(6859)、KYB(7242)、マニー(7730)、トランザ(7818)、忠(8001)、東陽テク(8151)、丸井(8252)、ジャックス(8584)、ゴールドクレ(8871)、名鉄(9048)、KDDI(9433)、光通信(9435)が動兆。



 
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