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102円安、米株安受け売り優勢も押し目買いの動き
東京株式(前引け)=102円安、米株安受け売り優勢も押し目買いの動き

12日午前の日経平均株価は続落した。午前の終値は前日比102円00銭安の2万2488円86銭だった。
 
前日にNYダウ工業株30種平均が545ドル安となった流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行した。景気減速懸念を背景とした世界的な株安連鎖への警戒が引き続き重荷となった。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。
 
ファストリが11日に発表した2018年8月期決算で、19年8月期の連結純利益が過去最高を更新する見通しを発表したが、材料出尽くしの売りが優勢で、日経平均を押し下げた。18年3〜8月期の連結純利益が過去最高となったセブン&アイも売られるなど、主力の小売株の下落が投資心理を冷やした面がある。
 
ただ、日経平均は朝安後急速に下げ渋る場面があった。日経平均先物ミニ・オプション10月限などの特別清算指数(SQ)算出に絡む売買が影響して、日経平均は267円安で寄り付いたが、その後は堅調な企業業績に着目した見直し買いや先物への売り方の買い戻しなどが目立った。
市場関係者は「利益確定売りが出やすいタイミングだが、日経平均は他国の株価指数より底堅い」と指摘していた。
 
今日算出の日経平均先物ミニ・オプション10月限の特別清算指数(SQ)推計値は2万2313円75銭。
 
24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇していることや、外国為替市場での円相場の上昇一服もあって、市場では「午後は輸出株を中心に買いが膨らむ可能性がある」との声が聞かれた。
 
前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆6289億円、売買高は8億3093万株。東証1部の値下がり銘柄数は1050、値上がり銘柄数は969、変わらずは90だった。


業種別株価指数(33業種)は、保険業、陸運業、電気・ガス業の下落が目立った。上昇は機械、電気機器、金属製品など。
 
個別では、ファーストリテイリングが大きく下げたほか、ソニーも冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。アステラスやエーザイ、大塚HDなど医薬品株が下落した。ユニー・ファミリーマートホールディングス、ローソンも売られた。明光ネットワークジャパン、パーク24が大幅安。
 
半面、SUMCOが買われ、東エレクやファナック、アドテストなどの半導体株が上昇した。コシダカホールディングスはストップ高、乃村工芸社、ディップも値を飛ばした。ソースネクストも高い。
 
東証2部指数は前日比8.76ポイント高の7104.82ポイントと反発した。
出来高8095万株。値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は160となった。
 
個別では、工藤建設が年初来高値を更新。ピクセラ、パス、トーヨーアサノ、アオイ電子、アルメディオが買われた。
 
一方、南海辰村建設、ビットワングループ、アスモ、アイケイ、アゼアスなど33銘柄が年初来安値を更新。セイヒョー、東邦化学工業、ナガホリ、電響社、キャピタル・アセット・プランニングが売られた。



 
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