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「またリトマス試験紙」
「またリトマス試験紙」

週明けのNYダウは小幅に4日続伸。
3月上旬以来ほぼ3カ月ぶりの高値となった。
G7サミットでトランプ大統領が首脳宣言を承認しなかったことへの反応は薄かった印象。
もっとも「米朝首脳会談や各国中央銀行会合など重要日程を控えて様子見ムードは強く、
積極的に買い進む動きは限定的」との見方だ。
市場の焦点は米朝会談。
ゴールドマン・サックスは週間見通しのリポートで「米朝間の歴史的なイベントだ。
サミットやフォローアップ会合の結果、非核化で合意があれば地政学リスクの低下と共に、
韓国資産にポジティブな影響が見込まれる。
ただ報道からは最初の会合で完全な合意に達するのは難しい」と指摘。
バンカメメリルは「今年最重要の週かもしれない」とのコメント。
米朝首脳会談だけでなくFOMC、理事会などのイベントも一応重要視している。
電気通信サービスや生活必需品、エネルギー関連セクターなどが堅調な動き。
個別ではマージャーマンデーで買収観測から医療機器のBSXが上昇。
フェイスブックが急伸しサウスウエスト航空が反発。
VIX(恐怖)指数は12.35%。
スキュー指数は138.93%と上昇。
表面利率2.875%の10年物国債利回りは前週末比0.01%高(価格は下落)の2.95%。
ドル円は110円台前半。
 
重要イベントを前にした様子見相場で出来高薄ながら株価は反発。
メジャーSQ値22825円を終値ベースで上回れなかったのが心残りというところか。
新高値109銘柄(前日82)、新高値30銘柄(前日29)。
それでも騰落レシオは96.70%に低下した(前日96.90%)。
7日高値22856円、8日高値22879円、そして11日高値22856円。
ザラバの高値を抜けてくればスッキリだ。
5月22日のマド22956円を埋めれば23000円台というのは当たり前すぎる解釈になる。
25日線からは0.9%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.258%。
買い方▲8.598%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲22.20%。
5月23日の▲22.09%を上回ってきた。
買い方は▲15.23%。
空売り比率は39.7%と2日ぶりの40%割れ。
日経VIは15.38と結構高水準。
日経平均採用銘柄のEPSは1670円でPERは13.65倍。
PER14倍で23380円だ。
シカゴ225先物終値は大証日中比130円高の22920円。
高値は22940円。米朝会談を控えてドル円が110円台に乗せてきたのは好感。
米朝会談は日本時間午前10時から通訳だけを交えてトランプ大統領、金氏の首脳同士で2時間ほどの予定。
その後拡大会合が開かれる予定。
今日中に全ての会合が終わる見込みで金委員長は14時頃にシンガポールを出国する予定ともされている。
東京市場取引時間中に米朝首脳会談の結果は概ね伝わることになりそうとの見方だ。
リトマス試験紙とは戦場のカナリアとか揶揄される存在感の東京株式市場の存在感となろうか。
 
メジャーSQ翌週に週間で株価がするとその後の株価も上昇基調。
メジャーSQ翌週の株価が下落するとその後の株価も停滞。
最近の例では昨年3月と6月SQの翌週は株価が下落。
その後の株式市場は停滞から調整場面となった。
昨年12月SQの翌週も株価が下落。
今年1月に株価は一旦高値を更新したものの、その後急落してSQ当時の水準を大きく下回った。
昨年9月と今年3月SQの翌週は株価が上昇、
その後には力強い株価上昇場面。
「メジャーSQという大きなイベントを通過後。
純粋な相場の方向性が株価に表れやすくなっている」との解釈だ。


(兜町カタリスト櫻井)
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